第2の中?10年後はどこが世界の中心になる?

10年前、次の時代は中国だと騒がれていました。
確かにここ10年間の中国の勢いは凄まじく、GDPは日本を抜き米国に次ぐ第2位となりました。
さらに、中国は今後も高い成長率を続け、英コンサルティング会社の予測では、2027年頃にアメリカを抜いて世界1の経済大国になる見通しです。
2019年にテンセントやアリババが世界の時価総額ランキングでTOP10入りするなどIT技術でも目覚ましい発展を遂げてきました。
これらの躍進の原動力は人口約13億人の人材力と言われます。特に、近年はYouTuberやTikTokerの影響力が凄まじく、個人が稼ぐ時代になってきています。
これらの仕事は広告収入によって成り立っており、当然登録ユーザー数に比例して収入が増えます。
つまり、今後の世界では人口の多い国ほど大きな市場を得られると予想できます。

10年後世界の中心になる国は?

日本ではすでに人口減少が進んでいるのは有名な事実ですが、実は中国の人口も2031年頃から減少に転じることは知らない人も多いでしょう。
とはいえ、2030年の日本の人口は1億1662万人、中国の人口は14億6400万人の予測ですので、10年後もまだまだ市場規模は大きいです。
しかし、インドやアフリカはこの先爆発的に人口増加が期待されますから、10年後では最大の市場になる可能性が高いです。
そのため、インドやアフリカが今後成長する可能性が高いことを知っておくことは、今後仕事をする上でも投資をする上でも重要になってきます。
もちろん米国のGAFAMを筆頭としたIT企業の牙城はそう簡単に崩れる事はないでしょう。
10年後も米国企業が世界経済を牽引している可能性が極めて高いです。
しかし、時代の流れは早いです。
確実にこの先10年のうちに多くの人が予想していない全く新しい時代が来ると思われます。
色々な事を想定しておくことが、今後の社会を生きていく上で重要だと思います。

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