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#4.「某リゾートホテル」に移動した!これからの料理人は経営を熟知した・・・。

前回までは生まれ故郷にての話しでしたが、ここからは故郷を飛び出し人生の再スタート編です。

32歳、世間一般では遅いスタートと言われている年齢ですが、私は「思い立ったら行動」が信念でもありますので。(周りの人達の意見はあまり気にしていませんが。)

冒頭にも書きましたが、
某リゾートホテルの求人広告が料理雑誌の裏表紙にデカデカと載っていたのを覚えています。
今思えば、誰でも目につくのですが、内容を見て「ピン📍」とくる人、こない人いるんだろうと。

私は見た瞬間に電話をしていました。
きっと私のその時の気持ちと想いを伝えたい会社とマッチングしたんだと。

電話をして、直ぐに面接をしていただける事になり(タイミングって大事だと感じました。)
期待に胸を膨らませ、家からバスに乗り熊本空港に向かい、飛行機で羽田空港に降り立ち、モノレールで浜松町まで揺られ、山手線で東京駅に寄り、それから新幹線で軽井沢駅の道のり!
(4時間弱の楽しい楽しい時間でした。)

面接会場に着いた!😄
ロビーにて待っている間、ソワソワとして田舎者丸出しでしたが^ ^素直な感情が湧き出ていました。

面接官と数人の方と面接をする中、ある程度の経験、技術を持っていると自信はあった(料理に関しては)のですが、
無惨にも打ちのめされてしまい、「井の中の蛙、大海を知らず」を実感させられました。
面接官の方から、「こちらも改めてお返事は致しますので村田さんもしっかりとよく考えてください。」という事で面接は終わりあっという間の2時間でした。
面接という目的はあったのですが、ある意味「旅」が出来て良かった!という軽い気持ちで行きは正直ありました。
しかし帰りは4時間かけてじっくりと考えに考え、熊本に着く頃には決心はついていました。

面接から半月後、私は軽井沢の地に立っていました。
マイナスからのスタートという気持ちで新たなスタートをきりました。
見る物、聞く物、触る物、食べる物、全てが新鮮でワクワクが止まらず、学びばかりで本当に来て良かったと思い毎日、毎日貪欲に真剣にインプットをしていました。
軽井沢ならではの立地を生かした、自然あふれる非日常を味わえるハード面、最先端の料理技術、チームで仕事をする為のマネジメント力、お客様を喜ばせ、リピートしていただく為のマーケティング戦略、それにプラスしてソフトな面でのホスピタリティ!など、今思っても素晴らしい会社、環境で学べた事は財産です。
本当にありがとうございました😊

今でこそサスビナリティやフードロスなどの社会貢献的な事を率先して行っていた先駆け的な会社だったと。

ここでもあっという間の5年間を過ごし、熊本の職場で出会った奥様と無事にゴールインする事ができ、第一子にも恵まれ、嬉しい、楽しい期間を軽井沢にて過ごせた事は人生でのターニングポイントにもなりました。

本編はここまでです。
#5「軽井沢から滋賀県」に拠点を移す!
ここでも素晴らしい出逢いに恵まれました♪
をお送り致します。

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