2019年11月『白刃きらめく恋しらべ』

 いかなる時であろうとも、私はあなたの隣に立ち続けたい──

・共通

 作戦行動するのに名前で呼び合うなよとは思う。なんか「チームワーク育成のためのうんたらかんたら〜」って言ってたけど、プライベートはともかく任務中はさ。
 東雲瑠璃、普段は良いんだけど戦闘中の声に緊張感がない。キャラとしてマイペースとか天才とかが設定されてるならまだしも、「切断に特化した天呪で刀身が薄くて気を抜けない」とか言ってるんだからもうちょっと緊張感もって。
 紗月の兵装、名前が「天久○○」なのは前作の主人公と関係あるのかな。(→ありました)
 どうやら書かれていないエピソードがあるらしい。ヒロインの内面に関することっぽいしそれを書けよと思う。
 前作との時間的なつながりが分からなかったけど今回で「前作から数年後」ってことが分かった。でも三城が紗月に協力できるって誰のルートだったんだろうね。でも打ち直した八咫烏・改、直刀のくせに刀身が1m近くあるの、明らかに茉莉花には合わないでしょ、彼女体術メインで戦うってことは戦闘中に納刀抜刀を何回かすることが予測されるわけで、それが直刀ってのは、「使用者に寄り添う刀剣を打つ」三城刀輝くんはどこに行ってしまったのか。

・東雲瑠璃

 主人公にパンツを食わせようとするあたおか女。
「私のやりたい事」→「絢人にパンツを食べさせる事」→「なんで食べさせたいの?」→「エッチしたい」とかいうやばい思考回路よ。それでもやるんだったら
瑠璃「エッチしたい」
絢人「わかりました」
でやるんじゃなくて、主人公の寝込みを襲って行為に及べよと思う。戦闘中に銃撃ってる男がいくら女とはいえ身体能力極振りに力で勝てるわけないだろ。って。
 絆きらめく恋いろはの時は「用意した衣装全部でシーンがある」ってのをすごく評価してたんだけど、瑠璃はストーリー中に4シーンエクストラ1シーンあるくせに戦闘装束でのシーンがない。無能になってどうする。

・月橘姫芽

 学園内でもメイド服着てるやべー女。
 なんでこいつ鎌持ってるんだろうね。まぁこのルートはヒロインの掘り下げと言うよりも主人公の人物像の補完って感じ。ストーリーとしてつまらない訳じゃないけど、エロゲとしては茉莉花の前座感が否めない。それはどうなのよ。
 ストーリー中にシーンが2つしかないけどエクストラで3シーン出した。今回はちゃんと戦闘装束でのシーンがある。でも最強メイド(原文ママ)みたいなカラーリングになったんだからエクストラ1の前半はミカでも後半は合体しろよと。

・風嶺茉莉花

 主人公に斬られて惚れるやべー女。これ以降主人公はまともに刀使わないんですけどね。
 まぁ他のヒロインの動きも含めてセンターヒロインではあった。シナリオ的にはね。でも最初の2シーンはひん剥くし、なんでいままできてた事ができなくなってしまうのか。
 「主人公の背中立ち絵」が登場するのは良いけど、がたい良すぎない? 肩幅が頭の幅の3倍位あるよ?
 最後も最後。センターヒロインだからエピローグがあるのは良いけど、3年ぶりの再開で「1曲踊っていただけますか」はいいけどその後3年ぶりのシーンを寄越せ。5シーンあって衣装も制服・私服2・水着・ドレスで5着あるんですよ??? 前はできてた事がなんでできなくなってしまうのか。

・総評

 前作からUIとかは継続で、使いやすくアップデートされてるのは良かった。シナリオも短いかなとは思うけど、ストーリー中のシーンは3・2・4でもエクストラで全員5になってたのはエロゲとして正しいと思う。でもせっかく色んな服着せるんだからそれぞれの服でのシーンをくれよと。特に前作はそれやれてた分がっかりした。
 刃道はどこへ行ってしまったのか。

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