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残りの余命って何文字だろうね?って話〜「余命3000文字」読書感想文〜

あなたの余命は何文字?と聞かれたとき、なんて答えますか?
これを読んでる人の中には即答できる人もいれば熟考する人もいれば、まず「えっ?何日じゃなくて?」と疑問に思う人もいることでしょう。

ちなみに私は100000000文字生きれたらいいよね!と思います。
多分地の文が多い人生だろうから余裕を持っておきたいよね!

そんな感じで感想です。

表紙

「余命3000文字」
著者:村崎 羯諦

○概要(要約)
1話5分で読める、あっと驚き、わっと泣ける短編集。

「あなたの人生は何文字くらいですか?」
(本書12ページより)
な、何文字…!?ってなりますよね!何日?ならよくありますけど何文字!
人生を文字数で表現してるの天才か!?と思いました。
他には皮肉が効いてる話とか少し不思議な話とかがもりもりでしたね。
ただ、こちらの本、「明確な答えを提示してほしい」タイプの方にはあんまり合わないだろうなと思います。
「あ、ここでオチなのね」みたいな話とか「ここの謎は投げっぱなしなんだ」みたいな話もあるので。
「余命3000文字」以外だと「骸骨倶楽部」「彼氏がサバ缶になった」「彼氏スイッチ」が私は好きですね。

以上、おーわり。

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