「カフェ・ソサイエティ」「パーソナルショッパー」「ジャッキー」など懐古趣味と映画
(2017年6月2日の記事)
不遜なヤツと思われても仕方ないが、私は
ウディ・アレンといい友だち付き合いができる
と思う。
音楽とか時代とか、「こういう雰囲気が好き」というのがぴったりなんだもん♡
1930年代のクラブを背景にした、
▪️「カフェ・ソサエティ」http://movie-cafesociety.com/
まさに私のために作って下さった映画です。
(危ない妄想の人・・・)
時代背景は10年ほど違いますが、「華麗なるギャツビー」にも似た、ショービジネス全盛の、アメリカの豊かな時代が描かれています。冒頭から
「ジンジャー・ロジャーズ」の名前が出て、
BGMが「Pick Yourself Up 」
https://www.youtube.com/watch?v=06RlwN0nddQ
ヒロインの白いドレスは
「Dancing in the dark」
https://www.youtube.com/watch?v=wDHwJrbrp0Y
を彷彿させます。
「絶対そうですよね?」とウディ・アレンに訊きたい。
主人公は、プライベートでは、殆ど茶系のジャケットなのも印象的。
作品としても、主人公の成長ぶりなど、注目する視点が多々ありますが、
きっと他の方がお書きになっているでしょう。
私は自己満足の備忘録として記しておきます。
ところで、その直後
▪️「パーソナルショッパー」http://personalshopper-movie.com/
を観てびっくり!
主人公が「カフェ・ソサイエティ」のヒロイン、
クリスティン・スチュワートでした。
この映画は、
パーソナル・ショッパーという
“人さまの服を選ぶ仕事”
に興味があり、全く予備知識なく臨んだので。
ストーリーは、職業そのものよりも、霊との交信が主題だったので
ちょっとガッカリ。
主人公のファッションも、「カフェ・ソサイエティ」とは
うって変わって、超地味で超カジュアル。
(パーソナルショッパーという仕事に結びつかないくらい)
全く違うタイプを演じて、それぞれが違和感がないのは、さすが、女優! だと思います。
ファッションというと、現実に取り入れられそうなのは、1950から60年代。
ということで、元ケネディ大統領夫人のジャックリーン・ケネディを描いた
▪️「ジャッキー」http://jackie-movie.jp/
ファッション目的で観に行きました。
彼女は、ホワイトハウスのインテリアをセンスよく格調高く
仕上げた人。
育ちや教養が深い人ならではの感性で、
現代だとプロデューサーやコーディネーターとして名を上げたのではないか
と思います。
振り返ると、私はきちんとした服装を少しラフに崩した時代のアメリカのファッションが好きなのだと思います。
上記3つの映画は、衣装がシャネルでした。
日頃、シャネルにはそうピンときませんが、シャネルが持つファッションの歴史観には、私の興味をそそるものがあるように思います。