ロボット掃除機のいる生活
年始のセールでロボット掃除機を購入し、はや一ヶ月半が経過しました。それに関して感じたことなど簡単に。
■購入前のイメージ
ロボット掃除機はずーっと欲しいと思っていたんですよね。とくにルンバ！ロボット掃除機と言えばルンバ、欲しかったんです。
でもね、お高いでしょ？
「欲しい！」「買ってみた！」「でもなんかイメージと違った・・・」では済まされないお値段設定でしょ？ うちは庶民ですから！ あと「自動だからって放置できない。目を離さない方が良い」「バッテリーがすぐ弱る。一年くらい？」みたいな話も聞いてて、いやいや何万も出して一年しか使えないとか、金持ちの道楽かよ！って。
でも、正月に帰省したとき、妹＆妹旦那が「ロボット掃除機いいよね～」「でもぶっちゃけ、ルンバよりあっちの三角の子の方が優秀だよね」「うんうん、安いけどあいつの方が使える！」とか言ってて。マジか今は安くても十分使えるのね！あとで製品名教えてもーらお♪とか思いつつ、自宅に戻ってamazonのページ見てたらちょうど年始のタイムセールやってたので「うおおお！あと４時間しかねぇ！」って叫びながら購入ボタン押してました。年末年始のセールは人を簡単に狂わせる。
■使ってみての感想
買ったのはこれです。タイムセールだったのでもうちょっとお安かった。
夫にナイショで買ったので（買う前の弱気な態度には、夫の否定的なご意見も影響している）自室でこっそり飼ってる雰囲気です。朝、家族が出勤・登校したのを確認してから自室から連れ出し、「ほーら、お散歩しておいで」と放し飼いにするイメージ。
使ってみて驚いたのは、まず「集めてくるホコリの量がハンパない」 初日に「これだけ取れるとは！」って感動したんですけど、翌日も翌々日も、コンスタントに大量のホコリを集めてくる。拾ってくるというよりホコリを生成してるんじゃないか！？って疑うレベル（笑）
もちろん、それに比例するように、家の床もきれいになってる印象です。この機種は水拭き機能もついてて、まぁ言っても「濡れた布で床を撫でる」レベルなんだけど、吸い残した細かいチリも集めてくれてるみたいだし、こどもが落とした食べ汚しで常に汚れてたダイニングの床が汚れなくなった！撫でるだけでも違うもんだね！
あと、よく言われることですが、床に物を置かなくなりました。掃除のたびに障害物を片付けるから、床に直置きする習慣がなくなった。「ロボット掃除機、見てないとどこかで止まってる」っていう話を聞いてましたが、意外と大丈夫っていうか、止まったのは「上げ損ねたカーテンの裾にからまった」「片付けてないコードにからまった」「子供部屋に落ちてた靴下をかんだ」等々、「こちらの不手際で申し訳ありません」っていう事案なんですよね。（ちなみに我が家はマンション、バリアフリータイプで室内に段差なし）
家族にナイショで飼ってたロボット掃除機ですが、結局こどもには紹介。「これかけるから床を片付けてね！」と言ったら、毎週末、部屋を片付ける習慣がつきつつあります。棚のなかはグッチャグチャだけど、床だけでも片付けてくれるのは嬉しい。
というわけで、「バッテリー長持ちするか問題」は不明ですが、それ以外は大満足です。買ってよかった。なによりペット感があって可愛いですよね。
その他、雑感として。「ルンバは部屋の大きさを計測し、拭き残しがないよう計算する」と聞いたことありますが、こいつはソレができてない気がする（笑） まわるところに偏りがあったり、同じところを何度も往復してる姿を見ます。「掃除が終ると基地に戻る」とありますが、今んとこ「基地に戻ります」って言われたのは電池切れのときのみ。長い目で見れば全体をかけてくれてるので問題ないんだけど、安価な分、そういう機能を削られてるんじゃないかな疑惑が（笑）
あと、説明書がわかりにくかったです。説明書を読まないＢ型なので、蓋を開けたらすぐに起動させたいし、説明書には「最初にやること」を冒頭に書いておいて欲しいんだけど、これは「各部品の名称」「故障かな？と思ったら」ばかりが目に付いて、「いいから充電とセッティングのやりかたをー！」ってなった。「メーカーの！伝えたいことじゃなく！ユーザーの知りたいことから教えて！！」ていう。このあとに購入した日本の家電は、セッティング方法が最初に書いてあって、冒頭の数ページを読むだけで使えたので本当に助かりました。日本の製品はやっぱりユーザーに優しい。
ロボット掃除機の責任ではないけど、不満になることがひとつ。うちの家具で、下の隙間が狭くて掃除機が入らないものが幾つかあるんですよね。テレビ台とか、食器棚とか。こういうとこもホコリだけはしっかり溜まるので、掃除して欲しい。切実に。将来的には家具の購入基準に「下の空き部分にロボット掃除機が入るかどうか」は重要になってくると思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？