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R4 中小企業診断士2次(筆記)試験 通過しました

2回目の2次筆記試験、なんとか通過できました!
どなたかも書かれていましたが「横かいっ!!」な合格発表でした。
最初、縦に見たので番号の飛びさ加減に膝が崩れましたが、思わず横から目に入った自分の受験番号・・・膝は崩れ悪寒を感じつつ、じわじわ嬉しい・・・ほんと震えます。

昨年は診断士試験まわりのお作法もあまり知らない状況で臨み、各種予備校の再現答案採点サービスに申し込んだのは、ギリギリLECの無料のみ。
再現答案をつくる・・・ということすら当初は意識外でした。

今年は、EBAに申し込んで勉強するうち、効率的な解法をそれなりに身をつけたので、持って帰ってきた問題用紙に書いたメモで、「かなりの精度で解答を再現できた」感がありました。

採点サービスに出したのは、EBA、LEC(有料)、AAS、遅れてshinblogの4つ。
正直、合格率が2割弱ということを踏まえて、全ての採点サービスの母集団のうち自分がどの位置にいたかというと、どれもこれも「鳴かず飛ばず」の総合Bぐらいで、AASにいたってはコテンパンのCでした。
特に事例Ⅳは試験中、NPVやCVPを何度も繰り返してだいぶ訓練できていたのに、ちょっと傾向が変わる出題をされたことで頭真っ白になり、「えっ!!この事例Ⅳの事故で全てが台無しになるのか〜〜っ!!!」というパニックに襲われました。

また、模範解答と自分の解答を比べる過程では、「あれ、これ勉強したのに、なんで書かんかったんやろう」「この観点、忘れてるや〜ん」ということがちらほら。EBAの講義中にも聞いていた「本番はどうしても上滑りする」感をまざまざと感じ、特に、自分が勉強してきたEBAでの採点がいまいちだったため、講師の江口先生に怒られている気がするのと、自分への失望と。

そんな中、個々の得点を見てみないとなんとも言えませんが、どこかを評価してもらったのだとすれば、今のところ思いつくのは以下ぐらいです。

脱・箇条書き宣言

ふぞろいでの勉強や、オンラインの勉強会に参加する中で「箇条書きで書かれていてわかりやすいですねー」というコメントに、だんだん違和感を感じるようになりました。実際、受験生の8割ぐらい「番号+箇条書き」だと思うのですが、なんかパズルゲームのような感じがしてきて。
と言うのも、箇条書きは論理の因果をカジュアル化できる、どちらかというと「簡単な方の道」なので、ある時期から「私は論理を文章できちんと書こう」と決め、オンライン勉強会で「脱・箇条書き宣言」をしました。また、集団知で学ぶオンライン勉強会の参加は8月まで。直前期は自分のペースで集中する方が性に合っているのと、過去問はもうたいがい解いていたからです。
また、「ふぞろい式」は自分には合わないと早めに割り切ったので、今年度はあまり使っていません。
※解答構成により、箇条書きが望ましい場合も、あるとは思います。

もともと、文章を書くのは好き

地方公務員という職業柄、例規の制定も含め、客観的な文章を書くこと、加えて事例の多様さを飲み込めるような柔軟な表現を残しておくことの感覚は持っていると思います。
また、管理職という職務柄、部下から上がってくる文章を見る時に「コピペを組み合わせた、サラサラした文章」という課題感は感じていて、国への交付金申請などにしても「ちゃんと文章に思いがこもるように」、書き直す指示を結構出している方だと思います。

あまり細かすぎても部下の士気を削ぐので、ここの塩梅は自分でも気にしているのですが、「最初っから答えはないよ」ということを感じてくれたらな、と思っています。

最初っから頭の中に整理された論理があるわけではなくて、文章を何度も何度も推敲する、ダメ出しされるうちに、自分の頭の中も整理されて、これを周回する中で、ぼわーっと芯が浮かび上がってくる、それを待てる「忍耐」と「鍛錬」を積んでほしいな、と思っているのです。

地域の中小企業を支援することが、地方公務員の役割とも重なる

仕事で、地方創生やふるさと納税などを扱う中、事例1の農業法人、事例2の地域ブランド、畜産振興、ECでの販路拡大などは本当に普段接するテーマで、事例企業のイメージがしやすかったです。
事例企業の概要で「ラッキー」と感じれると、スタートの緊張感がやわらぎます!

というわけで、なんとか夢であった公務員×女性診断士になれるよう、あともう一歩、頑張りたいと思います。

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