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ネクステを使う時の注意点

こんにちは、きたむらと申します。
今回は、Next Stage(ネクステ)や、Vintage(ヴィンテージ)など、英文法網羅系の問題集を解く時の注意点についてお話したいと思います。


■ 特徴・よくある失敗例

これらの参考書は、4択や穴埋めの文法・語法問題が1500問程度収録されています。
圧倒的な量で、これをマスターすれば入試英文法で困ることはないでしょう。
しかし、ここに落とし穴があります。
その圧倒的な量ゆえ、丸暗記に陥りやすいのです。
そして、
ネクステを学校で配られて
毎週小テストがあるから前日に焦って丸暗記し
テストが終わったら全部忘れてしまう

というのはよく見かけるパターンです。
では、どうすればこのような失敗をせずに済むのでしょうか?

■ 失敗しないために

ネクステを勉強する時には、常に手元に文法書を置いてください。
こちらの記事で紹介した『英文法の核』や、『ロイヤル英文法』、『Evergreen』などですね。
これらの文法書は、今持っている物でよいです。
まだ持ってないという人は、本屋で自分が読みやすいと思うものを探してください。

そして、文法書を読んでから、ネクステで問題演習をしましょう。
例えば、文法書で前置詞の章を読んだら、前置詞の問題をネクステで解く、という感じです。
そして、間違えたところはもう一度文法書に戻って理解するという流れを繰り返してください。
この文法書→ネクステ→文法書のサイクルを忘れないように。

■ 理由

文法書を読んでからネクステを解いてほしいのには理由があります。
それは、英文法は丸暗記するものではなく、理解するものだからです。
理解のないまま1500題もの問題をいきなり解いて暗記しようものなら、それだけで疲れてしまいますし、そもそもすぐ忘れてしまいます。
遠回りに見えますが、理解した後に問題演習で定着させれば、丸暗記よりもはるかに記憶に残るのです。

■ おわりに

いかがでしたか。
文法の理解は、読解や英作文の時にも役に立ちます。
文法書の中にはイラストが豊富な物もあるので、是非自分に合った文法書を手元に一冊置いてほしいなと思います。
自信のある方、英文法の授業を一通り受けた方は、まずネクステを解いてしまい、その後で分からなかったところを文法書で確認するというのもありだと思います。

ありがとうございました。

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