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20240804 1分間の汗

 7:00ごろ目が覚めて、ライトトラップを確認しに行ったけれど目ぼしい種類の昆虫は来ていなかった。ゴマケンモンやクロツマキシャチホコが相変わらず居た。父は早い時間から集落全体のイベントである草払いのために出ていた。朝食に母のホットサンドを食べてからすごく眠たくなって、ソファの上で膝にMacBookを乗せたまま数十分間くらい意識を失っていた。
 起きてから、構想していた写真の制作に実際に取り掛かってみた。父のアトリエにあるプリンタが使えて、L判の写真用紙も偶然残っていたので実験はうまくいった。キリがいいところで母と昼ご飯のメニューを考えて、茄子と牛肉を使ったそうめんにしようということになった。母が麺を茹でて、僕は茄子を細長く切りレンジで加熱してとろとろにした。牛肉と一緒に甘い醤油で炒めてそうめんの上にかける。おいしい!食べ終わると、父はすぐにまた別の用事で出かけた。続いて母も疱瘡踊りの練習に行ってしまったので、僕はクラスメイトと電話しつつ写真の実験の続きをした。どうしても外に出て撮影する必要があるのだが、暑くて仕方がない。1分もしないうちに汗が滴り始めるような暑さだった。写真を撮ることに集中するのは難しかった。弟ふたりは、寝たり宿題をしたりゲームをしたりしていた。
 夕方になって母が帰宅し、もうと一緒に海に出かけることになった。浜では漂流物を拾えたけれど、もうも暑すぎたらしくすぐに退散してしまった。もともと喫茶店「パラゴン」にかき氷を食べに行きたいねという話をしていたのだが、ラストオーダーが18:00ということが判明した。間に合わなそうなのでプランを変更することになり、海から帰ったあと同じくして帰ってきた父も含めて5人で寿司を食べに行った。フィルターをかけたように、車の中から見える風景が黄色くなっていた。夕立が降りそうだ、と父が言っていた。

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