40歳を過ぎてアニメの素晴らしさに気づいた話 〜子供と一緒にアニメを観よう〜

最初に謝らせてください。今までアニメをオタクのものと、どこかで嫌煙しておりました。本当に視野の狭い馬鹿野郎かつ勉強系クズでした。誠に申し訳ございません。食わず嫌いとはこのことか、自戒しております。40歳を過ぎ、いよいよいいスメルがするオヤジ世代ではありますが、「なんでもっとこんな素晴らしいものを堪能してこなかったのか」と後悔の念にかられたり「否、今から存分に楽しめるではないか」とポジティブ感で自分を奮い立たせたりしております。今回は、なぜアニメがこの年頃の親父(そして、マダム)にとって、最高なのかを共有したいと思います。あと、おすすめのアニメも少しだけ紹介します。というか必見なので、「観るのか、観ないのか」ではなく、「観るのか、もっと観るのか」の二択ですのでその点ご容赦ください。

なぜ、アニメを見始めたのか?

きっかけは、小3の息子が「『鬼滅の刃』の漫画がほしーよー!」とせがんできたことでした。最初聞いた時は、(また、よくわからない漫画が流行っているんだな)とたいして気にもとめていませんでした。でも、繰り返しせがむ息子に対し、「アニメでやっているのならいいよ、Netflixかアマゾンプライムで。」となんの気なしにつぶやいてから、早速アニメがやっているかをチェックしました。どうやら、第1シーズンはすでに完了しているようでしたが、これ幸いとアニメを観てみることにしました。最初は(とりあえず一緒に観てあげるか)ぐらいの軽い気持ちでみはじめたのです。

ところが、実際に見始めると、やめられないとまらない状態に陥りました、親である私が。もちろん、子供も夢中で観ていましたが、オヤジである私も一緒になって夢中になりました。なんか、小学生の時に初めて『少年週刊ジャンプ』を読んでいた頃の記憶がフラッシュバックするかのような。漫画の持つ創造力はすごいという当たり前の事実を思い出した感じがしました。そして、その漫画よりもすごいクリエイティブとしてのアニメーションの完成度は、大人の私の心に脳に突き刺さりました。「この高品質の作品が手軽に楽しめることって、実はすごいし、すごすぎるんじゃないか!」日本人であることの幸せさをあらためて感じたのです。

親子でアニメを楽しむメリットとは?

今の親御さんは、昔に比べると子供と向き合う時間は増えているのではないかと思いますが、それでも意外に子どもがどんなことに興味を持ってどんな考え方をしているのか、わからない親も多いのではないでしょうか。そんな貴方にアニメです。一緒にアニメを観ることで、「趣味」を共有し、話題も増えます。そして、テレビを前に食卓宅を囲み、アニメを1話づつ観るのって、なんか昭和的な感じで懐かしさを感じます。

そして、この歳でアニメを観て気づいたことは、アニメには人生のヒントや知恵、知識が詰まっていることです。主人公が困難を乗り越え、成長していく物語、人体の不思議やモノの原理をアニメを通じて学べる物語、歴史や世の中の動きを知るができる物語。観るだけで勉強になるものが多く存在します。

今、ハマっているアニメ

ほんの一例ですが、おすすめのアニメを紹介したいと思います。

1.鬼滅の刃

主人公の少年の成長の姿に胸アツ間違いなし。そして、敵味方合わせて魅力的なキャラクターが多いこと、必殺技のバラエティーが豊富なこと、が魅力です。

2.Dr.Stone

最大の魅力は、科学(とくに化学)の力を使って、困難な状況を高いしていく姿に、理系の私は「こんなアニメが子供の頃にあったらならなぁ」と嘆かずにはいられない作品。STEM教育に熱心な親は、このアニメをぜひおすすめします。(子供部屋にラボを作ってあげたくなること間違いありません)

3.はたらく細胞

人間の体内の細胞たちを擬人化し、それぞれの働く姿をコミカルに描く。つまりこれを観た子どもたちは、きっとそこらへんの大人よりも細胞について詳しくなります。NK細胞とB細胞の違い、好酸球、好中球、好塩基球の違いもこれさえ見れば忘れません。

4.映像研には手を出すな!

ものを作る素晴らしさ、心の中にある創造力を解き放つことの尊さ、をこの作品を通じて学べます。うちの子は、これを観てから漫画づくりに励んでいます。

以上、みなさんも親子でアニメタイムを日課にして、親子の絆を深めてください。






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