「正直」なのと「いらんこといい」なのはまた別の話


個人的に日本人間でよくおこる、「服装いじり」
そもそもいじりの文化は苦手な私にとってもっとも理解のできない文化のひとつ。

大学時代や仕事場で、聞いてもないのに
「そんなにはりきってどこかにいくの?」
「◯◯(基本誉め言葉ではない喩え)みたいだね」

って言われるの、個人的には好きな服を着てるだけだしすごく反応に困る。

でも当時それは受け入れないと思っていたのですがカナダ留学で衝撃をうけました。

カナダでは服のセンスを誉める以外服装には基本触れられなかったからです。

その時に、「確かに誉めるわけでもないのにわざわざ見た目をとやかくいわれるのはこっちが我慢しないといけないことではない」と気づきました。

そしてとやかくいってくる人のなかでもたちが悪いのが自称「自分って正直だから」「つい思ったことを言っちゃうんだよね」なんですが、

多分言われた方はこう思います。

知らんがな。
その正直さ必要?
人を不快にさせてまでもその「正直」つらぬきたい?

もし服装について、どうおもう?と聞かれた場合によくないと思う意見を述べるのは正直だと思います。

でも聞いてもないのに自発的に人を不快にさせる一言を言うのは、正直だからではなくどっちかというと人の気持ちを考えられないから。

つまり「いらんこといい(いらんこと言う人)」なんです。

人の見た目は、身体的特徴も含めて結構Sensitiveなこともあるため「いらんこといい」になりたくない場合は、あまりなにも考えずに気軽に話題にあげるのではなく、発言前に一度考えてみてください。

仮に誉めているつもりでも、相手が褒め言葉だと思わなければそれは褒め言葉ではないです。

コミュニケーションは相手があってこそ。

どうせ話すならお互いがHappyになるような会話にしませんか?








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