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よくばりな性格なのかも


クリスマス、
いかがお過ごしになりましたか?

私は朝からスパイスを入れた
ホットワインを飲み

クリスマスの本や
映画を見て、

気ままに昼寝して

クリスマスに関係のない
メキシコ料理のワカモレを
作って、食べ

ささやかで
背伸びなく
心地のいい一日を
楽しみました。


クラッカーにのせた
ワカモレを食べながら
ワインを飲んでいる瞬間



今私、
クリスマスをひとりじめしてる!

と思い
にこにこしてしまいました。



家族や
友人や
パートナーと過ごす
クリスマスも素敵だと思いますが

ひとりじめのクリスマス、に
にこにこしてしまう私は
すこし欲張りな性格なのかもしれません。



今日はクリスマスの本を
2冊ご紹介したいと思います。


ひとつめは、
1902年にオズの魔法使いの作者
ライマン・フランク・ボームが発表した
『サンタクロースの冒険』。

The Life and Adventures of Santa Claus


大好きな和田誠が
装丁を手掛けています。


サンタクロースって
なにもの?

よく考えたら、
私は知りませんでした。

ライマン・フランク・ボームが
紡ぎ出すサンタクロースの物語。


不滅のマントをあたえられたクロース



大人になってから読んでも、
きっと子供時代に出会っていても、
楽しい一冊でした。

(作中、子供のいない家庭を"侘しい"と表現する一節があり、多様化している現代においてはとても古くさく、一方的な言い回しでしたが、120年前に出版されたものとして、読み進めることにしました。)



もうひとつは、
毎年クリスマスになると
必ず読んでいる一冊。

The Sheep Man's Christmas


村上春樹の
『羊男のクリスマス』

nostosbooksが
まだ松陰神社前にあった頃に
買った一冊だったと思います。

佐々木マキの挿絵



毎年クリスマスになると
ドーナツを食べたくなるのは
この本を読んでから。

でも、クリスマス・イブに
穴の空いた食べ物を
食べると呪われるみたいなので
気をつけてくださいね。
(ドーナツ、マカロニ、ちくわ、イカリングなど、だめですよ。)



私は変な人が沢山出てくる本が
大好きです。

この本も例に洩れず、
変な人たちが変なことばっかり
言っています。


来年のクリスマスは
どんな本を読もうかな。


おすすめがあったら
こっそり教えてください。

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