【678/1096】甘い空の色
きみのことを考えて
悲しくなるタイミングは減っている
そのタイミングは
ひとりになる時だと思っていたのだけど
とうやら 家を離れると
悲しくなるようだ
先日 家族で出かけたときも
家から離れるほどに
なんだかふっと気が抜けて
悲しくなった
そうか 家が肝なんだな
家にいると役目があり
日常を遂行するという目的と
その緊張感で普通にすごせる
普通のように暮らしていける
ひとりで買い出しのとき
出かけた先
ふと
我に返るように悲しくなっていたので
てっきり"ひとり"がキーワードだと
思っていた
ひとり も関係するときもあるだろう
家 は盲点だったなぁ
引っ越すことも考えたし
想像もした
けれど 実行に移していない
家 家庭 家族
そこの中での緊張感と悲しみ
一人旅で 違う土地にいたときも
きみのことから離れられなかった
場所は変われど考えることは変わらず
悲しめることも大切なこと
自分の地雷をまたひとつ知る
地雷 以外の表現はないのかな
今日もありがとう
残された者の日々