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空からの便り 【57/1096】

夜の道 あるくあるく

悲しむにはひとりになる時間が必要

悲しみを噛みしめなければ前に進めない

ひとり あるくあるく どこまでもあてもなく 

無心になるまであるくあるく

とぎすまされて軽くなっていく

暗い夜道 誰にも気にせず進んでいく

自分が自分にもどっていく

ふときみのことを空に問う

いまどうしている?どう思ってる?

すると便りがとどく 

ぼくのことはもういいよ

もういいよって聞こえた

もういいの? もういいんだ

そうか そうかもね

もうどうしようもないのだから もういいのかもね もう考えすぎたり 後悔しても遅いから もういいのかもね

そうか そうなんだ

見上げた空に月がいて きみの形の雲がいた

空からの宇宙からのメッセージ

そう受け取っていいのかな

すべては幻想だという人もいる

この世は夢で あの世が現実だとか

夢や幻想なら気楽に受け取るべきか

無責任とか身勝手とか 自分に槍をとばさず素直に受け止めていいのか

この世ははかない 変わらないものもない

この先もわからないのだから

自責や後悔 自己否定をやめて

きみの便りを信じてもいいのだろうか

冷たい風のふく夜 そんなことを感じました

今日もありがとう