【194】③春雨の風。だるく重い体を伸ばして1日が始まる。大きなため息ばかり出る。視点が定まらない。忙しい頭の中と止まる心。冷たく揺れる道路を見ながら時間が経ち続ける。どこにも行けずどこかへ逃げたい気持ちと現実の狭間。苛まれつづける未来。今ここの今日この日だけの努めの継続をする。
画像1