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気を抜いている 【107/1096】

100日を過ぎたあたりから
なんとなく気が抜けている
これまで吐き出してきたことが
功を奏したのかもしれない
書くことがなくなったわけではないけど
すこし現実が好転してきている
そんな気がしている

これ以上悲惨なことは起こらないだろう
と思いつつも
心配性のわたしは警戒して
気を張ってすごしてきた
恐る恐るすすんできた
ほんとうはすごく怖いけど
平静をよそおって普通にくらしてきた

あの日から
こまごまと心配していたことは
まだ起こっていない
思いもよらぬときに来るのかもしれないけど
今年は予想だにしないことが
起きすぎている
だから次はいいことがくるといいのにね
塞翁が馬 っていうしさ

普通にしてると大丈夫そうにみえる
事実がかわらないことを受けいれてから
より普通にみえるだろう

でも乗り越えることはない
ただ抱えて生きていくだけ
なにもかわらない
悲しみが遠くなるのではなく
慣れるのでもなく
ただ切り離しがうまくいってるように
できるだけだ

メンタルが強い
と言われると悲しい
落ち込んじゃだめだと思わされる
悲しむと周りも悲しむから
平気にしてるだけなのにね
きみもそうだったのだろうか
悲しませたくなくて
平気な顔をしていたのかな

悲しみはほんとは深いほど
見せられないのかもしれないね
誰とも共有できないから
ひとりで抱えるしかないのかも
自分の悲しみを大切にしていいと思った
自分にしかわからないもんね
同じ悲しみを持つ人と
出会うこともあるだろう
タイミングによっては
お互いの薬にもなるけれど
思い出させるきっかけにもなる
なんにしても
自分の心持ちがすべてに影響する

こころの中は誰にもわからないから
自分でわかってあげてほしい
自分の感じることを
大切にしたほうがいい
誰とも共有しないことも選択肢のひとつ
いつかできる日がくるかもしれないし
枠をきめずふらふら
生きてほしい
高みを見ず ただ前を
今日1日を歩んでいこう
またすこし 気が抜けた

今日もありがとう
気楽にいけるといいね