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【705/1096】落ちこむとき

たまに本当に落ちてしまう時がある
それは急に来るようで
いろんなことが溜まって起こる
だいたいは刺さることを
見たり聞いたり読んだり
自分に当てはめ比較し
卑下し自罰し自責する
小さなトゲの堆積
なくならない傷が疼き開く
いろんなフタが開く

ガチ落ちしてしまうときは
体力 気力も落ちている時
お腹いっぱいでリラックスしてる時は
そういう風にはならない
自分はフィジカルが弱ると
気持ちの安定が難しいようだ
と 2年経って気づく

辛くなる時はとにかくなにか食べる
温かいものか 甘いもの
血糖値か体温をあげて
身体から安心させる
そうするといくらかマシになり
マイナスの気持ちと
ある一定の距離を保つことができた

気落ちする時の
超えてはいけないラインがある
そこを超える前に
安定させられたらいいのだが
いつの間にか超えている時もあり
超えると下降が急になるので怖い
年末の最悪のときを思い浮かべ
そこまで堕ちないことを願う
そういう時 正しい判断ができず
消えたくなる
消えたほうがいいだろう
消えることが当然だ
みたいな 思い込みに追いやられる

そういう時 
大抵 ひとりで耐えてしまう
誰かに頼ることができない
恥ずかしさよりも重荷になれないことを
望み願う
年末からの日々は
ひとりで耐えに耐えたけれど
傷みに耐えることは美徳でないので
誰かに頼るか 打ち明けたら良かった
その時の自分の状況 心境を
共有したらよかったと
今になって思う

逆に考えたら
誰かがひとりで耐えていたとして
普通に打ち明けてほしいし
普通に助けたいし
耐えないでほしいと思う
一緒に考えたい 
一緒に悩みたい
大切な人なら事の他

気落ちするのが悪いわけでないけれど
気落ちしすぎないよう
注意は必要だと感じている
冷静に判断できるよう
ラインを超えないよう
日頃からガス抜きのようなことを
しておいたほうがいいのだろうな

喪失の話を誰かとできることで
割合 うまくやっていると思う
専門家とのやり取り 
パートナーとの話

きみは専門家の人たちと共有していた
共有していたはずだったけど
ラインどころか 大きな枠さえ
飛び越えてしまった
きみと共有できなかったことを
悔やむ 
悔やんでも悔やみきれず
どうしようもない気持ちになる
でも どうしようもない

堂々巡りとはいえ
なんとかやっている方だろう
なるべく楽しいことがてきたら
またすこし救いになるのだが

残された者の日々