ひさしぶりのいいこと　【92/1096】

今年はほんとにいろいろあった
愛猫を亡くしたし
きみも消えたよね
あの子の周りがざわついて
どうするべきか思い悩む日々もあった

最近やっとすこし変わってきた
地味な嫌がらせや理不尽に耐えつつ
じりじりと進んできた
なんとか好転する日を待って
やっとひさしぶりにいいことがあった

小さい頃のような
とても楽しい姿
温かな日差しの中で笑い合う
無邪気な姿
そうそう
これがわたしのしあわせだったよ
きみだけでなく
きみの周りもみんなが楽しげに
笑い合いはしゃぐとき
これが足りなかったよね

ずっと苦難であった
真面目なあの子には酷な状況で
じっと前向きに耐えていた
腐らず　憎まず　自分も曲げず
やるべきことを坦々とやる姿は
大人から見ても感心しきりであったよ

あなたの努力がすこし叶ったね
もっと早く行動してあげればよかったな
辛いとき　悲しいとき
相手を憎んだりさげすむよりも
自分の幸せのための自分の平穏のために
力をつかいたい
あなたの目指す方向に
あなたの船はすすんだね
まわりの大人は頼りにならず
悲しい思いもしたね
今日という日がきてよかった
あなたの力になれて
ほんとによかったよ

生きててくれてありがとう
みんなで仲良く暮らしていこう
きみの分も持っていくよ
きみもまた会えるといいね

今日もありがとう
すこし風向きがかわってきている