タレントマネージャーとしてYouTubeの優秀さを痛感する

タレントのマネージャーをやっていて、YouTubeの、この数年間のエンタメ業界内での認識の変化を、物凄く最前線で感じています。

2年程前までは、YouTuberは、まだエンタメ業界では、どこか色モノ扱いで、起用されるとしても少し変わったところ、いわゆる王道では無いメディア媒体でした。

しかし、この1年で状況は一気に変わりました。明らかに、業界内の人達も、YouTuberを認めて、彼らを起用するようになりました。そして、今はYouTuberがメインになり、芸能人がYouTubeを始めるようになっています。

それでは、この1年で何が起きたかというと、スポンサーの変化だと思います。

スポンサーは、YouTuberに企業案件を依頼する。その効果を実感する。その結果、スポンサー(クライアント)はYouTuberと仕事をし始める。
そうなるとメディア媒体も、YouTuberの効果を目の当たりにして、放っておけなくなり、メディアの人間もYouTuberを起用し始める。

この様な形で、この1年でYouTuberを取り巻く景色は一気に変わったように感じます。YouTubeをやっている事がビジネスに繋がる時代になりました。

そして、少し話しは変わりますが、このコロナの影響もあって、今後やってくるであろう、VRなどを利用出来ないか検討しました。しかし、今は現実的にはメリットは少ないように感じました。明らかに、ビジネスとして成立しない金額設計になります。

これを成立させるには、お客さんからお金を貰う必要が出てきます。それぐらいしないと、事務所側に想像以上に支出が発生するからです。

そう考えると、YouTubeは無料で利用が出来て、無料で観る事が出来る、素晴らしいプラットフォームだと、改めて認識しました。



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