経験を知識に変える内省の力 #研究コラムVol.11
自身の才能発揮を考えるうえで、自らの価値観や欲求を自覚したり、これまでの経験を棚卸ししたりと、自分について考えを巡らせる取り組みは必要不可欠なものです。
過去2回の研究コラムでは、自分自身について注意を向けたり考えたりする「自己注目」をテーマに、考えるときのスタイルや、自分のどの側面に注意を向けるのがより建設的かについて、社会心理学の学術知見を中心に紹介しました。
今回は、自身の「経験」について振り返り、考えを深める「内省」に焦点を当ててまとめたいと思います。内省は、経験