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【音楽雑記#39】電波ソング

たまに、夢で昔の上司に詰められる光景が蘇る。社内でも全社的に有名だった上司の下で働けることは成長機会がたくさん得られる、と、配属は喜ばしかったが、反面、求められる仕事の水準(クオリティ)の高さと、おそらく、上司も上から、かなりプレッシャーを受けていたのだろう。当たりが強く、職場の雰囲気は決して良くなく、日々、ピリピリした雰囲気で、気が休まる日が全く無かったのを覚えている。

おそらく、あの辺から労働に関するマインドセットが変わった(ピリピリしないと仕事として面白さを感じなくなってしまった)ようにも思い、人はどんなタイミングで、どんな人と働くかによって、こんなにもマインドセットに違いが出てしまうものなのかと感慨深くなる。

夢の中では、今回も同様に売上について詰められた。個人視点だけでなく、全体観・大局観を持ったもので、自分一人ではどうにもできないことなのだが、理不尽に詰められる。あの上司は、周りをロジカルで詰め、恐怖政治的に人を動かしていたのだろうけど、今の時代ではちょっと通用しなさそうだ。当時の上司もまた、変化に晒されているのだろう。

その後、自分のチームを持てるようになり、その時、心がけたのは、決して詰めない、仲良く和気藹々と過ごすこと。成果が出ないことは、その人が解を持っており、自分の口出しはしないこと。

ただ、それでは結局、成果が出ず、自分ひとりだけがほとんどの売上をあげることとなり、挙句の果てには「仕方ない、一旦お前一人で売り切れ」という感じでどんどんチームメンバーを減らされていった。キャリアとしては全く成功体験ではない。「人を巻き込むこと、動かすこと」は本当に難しく、自分ひとりだけが楽しく、ご機嫌にやっているだけでは、世の中は何も変わらない。上司に詰められている方が、楽だったのだろうか。夢のせいで、朝から考えさせられた。

▼好きになったキッカケ

大なり小なり、同じ様な問題には、なぜかリーダーを任されやすいタイプだった自分は悩まされてきた。人や組織の問題が面倒すぎて、場所を変えるのだが、やっぱり任されてしまう。そして、断れない。そんなときには、頭を意図的にアホにするストレス解消法があり、その一つが電波ソングだったのだろう。当時ハマっていた秋葉原文化と、ご機嫌なメロディー、可愛いだけの歌詞、ちょっとした脳内麻薬だ。

▼今スキな電波

多分、電波ソングを挙げるとキリがなくなってしまうので、また別の機会に書き連ねようと、タイトルは電波ソング①、としてみた。ライブによく行ったのはMOSAIC.WAVや桃井はるこ、あべにゅうぷろじぇくとやKOTOKOなど。書いているだけでも懐かしいラインナップだ。月曜日ということもあり、電波ソングキメながら1週間を始めよう。

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