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◎百足の草鞋/連投!京阪怪獣親子編


 思わぬ出会い、そして新刊の宣伝、イベント出演、2014年の春は怪獣界隈でバタバタとすぎ、そして夏へ。

 『行けたら行く』と言いつつ、結局毎月通っていた京都みなみ会館『大怪獣大特撮大全集』、5月は『大巨獣ガッパ』『宇宙大怪獣ギララ』の日活・松竹による怪獣ブーム便乗映画。

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 『バカ戦』チラシも配布。この時から、駅で二駅ほどの場所に住んでる作家のS先生を助手席に乗せ、京都に行くことが多くなりました。こういうイベントは多いほうがいいのです。帰りの車中で映画の感想をあれこれ言い合うのが楽しかったです。

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 画像のアストロボートは金属製で重い!

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 6月は『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』『大魔神逆襲』の大映怪獣2本立て。バルゴンの冷凍光線、雪山で大魔神が暴れたりと初夏にヒヤッとする2本でした。なぜかこの頃辺りより、怪獣ソフビを持ち寄って並べるのが習わしのようになってきました。他ではどうなのかわかりませんが、その映画に出た怪獣を持ち寄ることで、共感力を高めたいとか、そんな意図があったのかどうか、ただ浮かれていただけかもしれません。この上映イベントは月に一回やってくるお祭りだったのです。しかし、玩具メーカーが主催のイベントに他社製品を持ち込むのは本当に失礼な話です。

 そして7月。いよいよ海の向こうからハリウッド版ゴジラがやってきました。運よく試写の機会を得たので、小雨がぱらつく中バイクを飛ばしてフェスティバルホールへ。

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 ゴジラの口に見立てた階段に期待値はぐんぐん上がっていきます。

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 そして上映開始。見終わって興奮気味にロビーに出てみると、とある年配男性と目が合いました。その男性は二っと笑って『アンギラスが……』と声をかけてくれました。見終わった後誰かに話さずにいられない、そんな満足度の高い映画だったのです。ゴジラ単体かと思いきや、実は対戦怪獣が登場、しかも2匹という、こちらの予想をいい意味で裏切り、ハリウッドのチャンピオンまつりといっても過言ではないぐらいに怪獣バトルに特化した作品でした。ゴジラの登場シーンが少ないとか、賛否両論ありましたが。

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 そして試写で興奮、公開初日にはユナイテッド岸和田のIMAXで鑑賞、そしてその翌日はみなみ会館、と怪獣漬けの毎日。

 というわけで、昨日の『ゴジラ』から興奮冷めやらぬまま、今日は恒例の京都みなみ会館『大怪獣大特撮大全集』、今月は『モスラ(1996)』『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ・決戦!南海の大怪獣』の、虫とか海の幸とか、実に夏らしいトロピカルな二本立て。
 新旧の怪獣映画をスクリーンで見れるなんて、この夏はどうかしてるぜ。

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 ↑当時のブログより。7月は昭和平成の怪獣二本立て。しかも川北紘一監督をゲストに迎えてのトークイベントも。残念ながら、ゲストイベントの日はいけなかったのですが、その翌日に伺うことに。その日はS先生と、私の次男も同乗。どちらが言ったのか覚えてないのですが、昭和の、ゴジラの出ない怪獣映画にはあまり興味を示さなかったのですが、平成の怪獣映画ならどうか、と聞くとついてきました。次男は当時小学3年生。平成生まれシネコン育ちの次男から見たみなみ会館は『ポップコーンのない映画館』だったそうです。いや、当時販売機はあったはずだけど。売店でじゃがりこしか食べたなかったかな。次男は、フィルムで見る新旧の怪獣映画にとても満足、楽しんでいたのを覚えています。

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 そして8月、『京都怪奇映画祭NIGHT』で『帝都物語』『マタンゴ』『地獄』の三本立てプラス嶋田久作氏のトーク&サイン会。生で見る魔人加藤! そして4DXの先駆け、劇中のキノコを限りなく忠実に再現したきのこもち。劇中、キノコを食べるシーンがあると、場内でぱりぱりと容器を開ける音がそこら中から聞こえました。
 

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 そして週末へ寝屋川キャスト社の怪獣談話室へ。どんなネタでも誰か拾ってくれる、怪獣の話だけしていても怪訝に思われない、夢のような空間でした。

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 さらにあべのハルカスではイラストメインの『G博』にミニチュア多数展示の『大ゴジラ特撮展』が開催。まさに怪獣漬けの夏でした。そして秋……。
 
 
 

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