◎百足の草鞋/怪傑!猛暑京阪映画夜話編
2度の明石遠征の2018年8月、その間にもう一つイベントがありました。場所は大阪、梅田。普段は行かないような場所のイベントでした。
蔦屋書店梅田店で行われる『映画を語ろう』イベント。関西のミニシアター代表が集まってのトークイベント。これに京都みなみ会館吉田館長も登壇するというから、いかねばならない。しかし、時間が余る。
マクドで原稿書いたりして、梅田へ。暑かったら銭湯でもいこうかと思ったけど、汗をかく暑さでもない。
これまたオシャレな蔦屋書店。本を探してたらコンシェルジュが親切に教えてくれるし、在庫も豊富。円形の店内の一角(円形に角、というのも妙な話)に作られた会場でイベント開始。5~60人が入る会場は八割がたの入り。
イベント内容は、ミニシアター代表たちによるこれまでとこれから。当たり前だけどみんな映画に詳しい! ほとんど名前知らない作品ばかりだった。自分は今まで何を見てきたのだろう、怪獣と爆発と誰かが死ぬ映画しか見てないからさ。
みなみ会館も休館中だけど、現役バリバリの映画館として登場。スクリーンに写し出されるみなみ会館の姿にうるっとしてしまう。吉田館長もお元気そうでなによりでした。(ブログより)
と、いうことで書店のイベントスペースで行われたミニシアターイベントへ。思えば、今回のミニシアター支援Tシャツの立ち上がりが早かったのも、この横の繋がりが強かったからなんだな、と思いました。見たことない映画の話を聞くだけでもワクワクするものです。興味のないジャンルでも興味を持ってしまう、それこそが映画宣伝のキモだなと思います。
イベント中、ずっと中古本スペースの飾られていた怪傑ライオン丸の絵本が気になっていました。それなりのお値段だったのでその日はスルー。と、いうかあれ以来梅田の蔦屋にはいってませんでした。
そして8月の終わりにはその前年末にオープンしたミニシアター、出町座で『陸軍中野学校』を。商店街の中にある映画館、書籍コーナーと喫茶があるおしゃれな映画館でした。商店街の中にも古本屋が二軒、少し歩けば鴨川に出るという絶好のロケーション。みなみ会館休館の穴を埋めるべく、そそられるラインナップでこれ以降もお世話になるのでした。
翌月にはさっそく『ブリグズリーベア』『バトルオブザセクシーズ』を鑑賞。映像を作るお話、テニス男女対決と、まるで異なるジャンルでしたが、それぞれ80年代、70年代の空気が漂う、新しいけど古い映画でした。
そして、9月には再び京都へ。
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