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ラベリング理論について(学習内容の言語化#6)

目標達成の名医を目指している おおやしき です。こんにちは。

今日は、ちょっと気になることがあって調べてみた「ラベリング理論」について紹介します。目標達成に向けて自分を成長させていくときにポイントになる考え方だと思ったからです。

「気になること」というのは、とあるところで「私はアナログ人間なので…」といった表現を見かけたことです。

他にも例としては「私は人見知りなので…」とか「コミュ障なので…」などが挙げられます。

ラベリング理論は、なぜ犯罪などの社会的な逸脱が起こるのか?という研究の中で生まれてきました。

簡単に言うと、社会集団によって規則が設けられ、その規則から逸脱した者に「アウトサイダー」というレッテルが貼られることによって逸脱者が生み出されるのだ、という理論です。

そして、そこから発展して、例えば「あなたは優しい人ですね。」とラベリングされると、本当にそのような行動をするようになる、というものです。

もちろん現実とかけ離れたことを口に出したからといって、すべてその通りになるわけではありませんが、「自分はこういう性格だ」と口にすると、本当にその通りになりやすい、とは言えそうです。

このように、自分自身で否定的なラベリングをすると、望ましい方向への変化に向かって努力しなくてよい、という言い訳にもなります。これはいわゆる「フィックストマインドセット」に通じていると思います。

現状はアナログ人間であっても、努力することで必要なデジタルツールを使えるようになれる、という「グロースマインドセット」を持ちたいものです。

私が冒頭で「目標達成の名医を目指している」と書いているのも、この「ラベリング」に該当するかもしれません。言い続けていると、そのような行動をするようになりそうですよね。

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