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卒業おめでとう!!と言いたいけれど、4月からの新生活も考えて。。。

3月になって、卒業の話をよく耳にします。
社会人もこの時期に異動になる人が多く、別れを惜しむ季節です。

来週になると、多くの地域でマンボウも解除になりそうです。
少しずつ日常が帰ってきそうです。

そんな時期ですが、気になることがあります。

1.今の新規感染は、未成年の割合が増加している

1-1.沖縄では卒業旅行・パーティでの感染が増えている

東京都では少しずつ日常が戻ってきている状況ですが、
少し早く第6波が訪れた沖縄では、今第7波の襲来が危惧されています。

沖縄の第6波は米軍基地からと言われていますが、
第7波は10台の方が、感染増加の要因となることが危惧されています。

第76回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード高山先生提出資料より

グラフは沖縄中部病院の高山義浩先生の報告ですが、
3月7~13日の新規感染者数で、18才だけ異様に突出しています。
その原因は卒業パーティ・旅行と言われています。
そしてそれは新聞にも報じられています

1-2.東京でも10歳未満・10代の割合が増加している

東京では新規感染者が徐々に減少してきました。
それにともなって、少しずつ社会活動が活発になってきています。
そして来週からはマンボウも解禁されそうです。

東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料グラフ(新規陽性者数 他)より

東京都では年齢別ではなく、年代別で公表されています。
それでみると、10歳未満・10代の感染者の割合が増加してきています。

3月になると学校も休暇に入り、校外活動が多くなります。
ここから第7波に突入しないように、心掛けないといけないかもしれません。

東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料変異株PCR検査についてより

そして感染力がさらにアップすると言われる変異オミクロン(オミクロンBA.2.)が、昨日発表された資料では18.2%まで上昇したとのことです。
おそらく現時点では30%程度になっていると思われます。

1-3.マンボウ明けに感染してしまうと

例えば三連休明け・マンボウ明けの3月22日に感染するとします。
すると潜伏期が3日弱なので25日あたりで発症します。
そして発症日を0日として最短10日の隔離期間がありますので、
早くて4月4日まで、隔離生活となってしまいます。

学生の方は4月からはクラス替えになります。
また18歳の方は卒業パーティ・旅行が終わると、新生活になります。

3月下旬に感染してしまうと、4月のクラス替え・新生活のスタートを隔離期間で迎えることになるかもしれません。

学校・社会生活の始めの大事な友人をつくるとき、仕事を覚えないといけないときを、体調不良で出遅れるかもしれません。
「マンボウ明け感染すると、新生活に出遅れるぞ~」
ということです。
スタートでつまずかないために、今後も感染に注意して下さい。

2.昨年、一昨年を振り返ると

もうすぐ多くの地域でマンボウが解除になそうです。

思えば昨年は3月21日の緊急事態宣言の解除、
一昨年は3月20~22日の「魔の三連休」、
それをきっかけに感染が増加しました。

都内の新型コロナウィルス新規陽性者数

それでも感染の波が来る前の新規陽性者は、数十人から数百人でした。

ですが今は、都内だけでも一日8000人います。
この人数で増加に転じると、医療機関は非常に厳しいです。
どうかくれぐれも、感染には気を付けて下さい。


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