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"排水管"と 間取り

『すべての人間は、生まれつき、
知ることを欲する。』


by アリストテレス

奥さん』と『お家』と『お金』が
大好き。知識を欲する者"タクヤ"です。

今回もマイホームを建てられる方の参考に
そして自分への備忘録として
残していきます。

今回は水のトラブル
 
排水管・下水管
詰まりにくい間取りを考えてみます。

そもそも一戸建てでは、
マンションなどと違い
横方向の排水管
横管」が占める割合が大きくなります。


マンションなどの「立て管(縦管)」と違い
横管」は緩やかな勾配の排水管内を
下水が流れていくため、
汚れが蓄積しやすく管内に付着して、
詰まりを起こしやすくなります。

配管にカーブが多くなったり、
充分な勾配が取れなかったりするケースでも"詰まり"は起きます。

逆勾配なんてモノは、
もってのほか 。

画像は日経xTECHより

主な詰まる原因

キッチン

油脂分は排水パイプに付着しやすく、
冷えると固形化。
固形化した油が食材カスなどをせき止める。

浴室

人の垢(蛋白汚れ)や毛髪、石鹸カス、油分を含む整髪料などが排水をつまらせる。

また配管内のヌメリとなったところに毛髪や石鹸カスが付着して管を塞ぐ。

洗面台

整髪料や化粧品の油分、毛髪。
ヘアピンやアクセサリーの落下。

トイレ

水に溶けるものでも一度に大量に流したりするとつまる。

便を洗浄水量が少ない「小」で流すこともつまりの原因。
最近では節水型のトイレもデメリットかもしれません。

洗濯機

繊維や垢・髪の毛・体毛。
洗剤の固形化、ホコリ。

全体を通しての対策

・油脂分は極力拭き取り排水口に流さない。

・固形物は排水口に流さずゴミ箱に捨てる。

・日頃から掃除やメンテナンスを行う。

・定期的に排水管清掃・排水ます清掃を行う。

・適切な時期に配管を交換する。


我が家の間取り

①2階のキッチン食洗機を予定しており、50~80℃のお湯で流す為、
油脂分の固形化を防ぐ

動物性脂肪の融点(溶ける温度)は
鶏・馬・豚・牛(30~32℃)
羊(44~55℃)
 O-157「大腸菌」は(75℃)

奥の間(接道から1番遠い間取り・上座)に 
浴室をおき、41℃のお湯(100L)を
一日の最後に流すことにより、
道中の洗面トイレ洗濯機の油脂分も
一気に流す。

最近の建築の流行り
家事動線回遊動線も 良いと思いますが、
目には見えない部分のメンテナンスも
気にしてあげて、お家を長く愛していきましょう。

これからも 施主として、家族と共に歩むマイホームの勉強をしていきます。

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最後まで 読んでいただきありがとうございます。(*´ω`*)

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