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シックハウス症候群とは?

施主力 勉強中の"タクヤ"です。
今後マイホームを建てられる方の参考に
そして自分への備忘録として残します。

古代ローマの建築家
ウィトルウィウスが残した言葉

強・用・美

がなければ は果たさない
がなければ は形だけのもの
そしてがなければ 建築とは言えない

今回のタイトルの
【シックハウス症候群】

聞いた事があるけど、
深く考えたことがなかったので、
 まとめてみました。

"シックハウス症候群" とは
「外出先から家に入ると頭痛がする」、
「ある部屋に入ると目がチカチカする」など、住まいが原因でおこる体調不良

体調不良の主な原因として、
"ホルムアルデヒド"を建材に使用しているからだと言われています。

ホルムアルデヒドとは
有機化合物の一種で、毒性の強い物質。
37%以上の水溶液をホルマリンと呼ぶ。

WHOや国際ガン研究機関でも、発ガン性化学物質に指定されており、慢性暴露の症状として結膜炎、鼻咽腔炎、皮ふ炎などがある。

大事なのは①建材 と②換気

①建材『どこに、使われてるの』

結論から言いますと
接着剤防腐剤塗料などの成分です。

主な製品にあたるのは、
木質建材
(合板、フローリング、木質ボード、家具)

繊維製品
(カーテン、衣類やカーペット、壁紙)になります。

①' 建材の表記

ホルムアルデヒドの表記


家具やカーペット、カーテンの表記に
F☆☆☆☆(えふ ふぉーすたー)と書いてあるものを 見たことがありますか?

頭文字のF
Formaldehyde(ホルムアルデヒド)を
表しています。
の数が増えるほど含有量が少なく安全になります。

居住空間ではない屋根上壁内などにF☆☆を使っている住宅もありますので、ハウスメーカーさんと相談し、理解した上で使用してください。

屋根上や壁内は後から やり直すことが難しいので、後悔しないように。


②換気についての法律

日本国内での
"シックハウス対策に係る建築基準法"
平成15年(2003年)7月1日から施行。

具体的には換気設備設置の義務付け

原則として、
機械換気設備の設置が義務。
(全館空調や24時間換気など)

ホルムアルデヒドを含まない建材であっても、全ての建築物には機械換気設備の設置が義務付けられました。

換気機能の目安

住宅の居室には、換気回数0.5回/h以上の機械換気設備。

つまり2時間で家の全ての空気
入れ替える設備が必要となります。

まとめ

シックハウス症候群
毒性の強い物質が原因で
体調不良を起こす病気。

その対策の基準として
機械換気が(2003年に)義務化。

建材にホルムアルデヒドを使用していなくても、機械換気が義務化されてます。

施主やハウスメーカーもしっかり
数値基準を理解しましょう。

これからずっと住むマイホーム
なのですから、出来るだけ
ホルムアルデヒドの含有量の
少ない建材を使用して、
空気が滞らないように、
換気も計算・計画をして

シックハウス症候群
ならないようにしましょう。

これからも施主として、家族と共に歩む
マイホームの勉強をしていきます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。(*´ω`*)

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