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仮見出し・二段論法で文章力アップ!【第445回 読書会開催レポート】

 『戦略的ビジネス文章術』読書会 第4回では、第1部「仮見出し・二段論法」を振返って読みました。文章を書く前に「見出し」を仮置きし、文章の導入部分「リード文」を 結論+結論 の構成にまとめる、本書の骨格部分を改めて対話し、実践することで、戦略的ビジネス文章術を体感する読書会となりました。

「仮見出し」「二段論法」の習慣化がゴール

 『戦略的ビジネス文章術』読書会の第2回と第3回で、本書の第1章・第2章を一度読んでいますが、第4回では改めて第1~2章を読み直しました。このタイミングで振返ることで、本書のノウハウが馴染みやすくなるのではないかと考えたためです。

まず、読む章を選択

 ただし、第4回では第1章と第2章のどちらを読むか、まず各自が選択し、さらに自分が「知りたいこと」を書き出してから、読んでもらいました。こうすることで、自分に必要な部分のみを、本から抽出して取入れられるように工夫しています。

発表で理解を定着し、対話で視野を広げる

 読書のあとは、読んだ内容を少人数のグループに分かれて対話しました。読んだ内容を発表することで、知識が自分のものとして定着します。さらに、他者の発表を聞くことで、読まなかった部分の理解が深まり、自分とは異なる新しい視点を得ることもできます。

読書のあとは、発表と対話

読んだら、実践しよう♪

 今回の読書会のゴールは『「仮見出し」「二段論法」を習慣化』です。というわけで、読書会の振返りを兼ねて「仮見出し」と「リード文」を参加者の皆さんに作っていただきました。

やってみなはれ

グループ対話の「見出し」

  • 分かりやすいメール=簡潔で、やり取りが少ない

  • 人の興味に踏み込め

  • 自律としての仮見出し

  • 見出しはセンシュアルに

  • みんな読まないのが当たり前

  • メールのタイトルのルールは事前に決定

  • 文章は音楽?圧縮の美学

  • 身を守ために可視化のススメ

  • 社内メールも2段論法で

  • 一歩『差』が付く「仮見出し」の作成には?

  • ツールを対話に活用。

  • 可視化へのチャレンジ

  • 空気のように入れ替えろ!フレッシュな見出しを書く方法

  • 文章には相手の興味を誘うことが必要。

  • メールの件名、リード文はルール化しよう

これからのあなたへの「リード文」

  • メールを送る前にチェック:簡潔かつ相手に求めていることが分かるか

  • メールのやり取りが多くなりそうであれば、別の方法で対応

  • 他人事から自分事へ動かすたった一つの方法

  • 伝わりやすさとメンドクササの狭間に悩む

  • 見出しは読書の感覚に訴えるものがよい。書くときは、漢字とひらがなの割合、リズムを考えよう。

  • 通知文でも返信ほしかったら相手によって攻め方変える

  • メールでのラリーはやめる。事前にネゴって結果をメール。

  • 人を惹きつけるのは、意外な言葉の組み合わせ。意外にChatGPTが見つけてくれるかもしれない。試してみれば、新しい気付きも、得られるかも。

  • 紙に書き出すことがお守りになる。書き出した紙を見せることで自分を守ことができる。

  • 今や社内メールも重要なビジネス文章ツールである。2段論法を社内メールにも適用すべきだ。

  • 感性を磨く←美術館に行く(とか?自分にとっては能力に無理があるか?)

  • 事実と感想を分け対話ツールを工夫する。雰囲気で伝わったと思い込まず、言葉で確認する。

  • 深呼吸と同じ⁈アウトプットしてはじめて、いい見出し(空気)が得られる。どんどんアウトプット&インプットしよう!

  • 伝えたいことを簡潔に書くことが大事。また、新鮮な内容、情報があると読まれやすい。

  • 結論からの4パターンで読まれて当然をあらためる

 こうやって一覧にすると、ビジネス文書術としてのメール作成📧に、皆さんの関心が集中してますね。

次回に向けての要改善ポイント

 今回もMiro(オンラインホワイトボード)で対話内容を可視化しながら、読書会を進行しました。ただし、振返りのワーク(見出し・リード文の作成)はZoomチャットに入力としています。このため、せっかく参加者の皆さんに考えて頂いたリード文を、読書会終了後にタイムリーに共有することができませんでした。
 本書の第1章「情報洪水の中で光る七つの小技」にあるとおり、記事には「即時・ライブ感」が大事ですので、「仮見出し」「二段論法」を活用して、タイムリー かつ 読み手の目にとまる 読書会レポートを届けられるように、アウトプットを継続していきます。

次回(6/4)の読書会テーマは「ChatGPT」さんです!

 文書作成などのアウトプットでお悩みの皆様、ChatGPTを中心に生成系AIが花盛りですね。自分もインプット力・思考力・アウトプット力の強化に生成系AIを有効に活用したいところです。

6/11は「SF超入門」を読みますが、、、

 SF書評ブロガー 冬木糸一さん「SF超入門」では多様なSF作品 56作が分類・紹介されています。6/11はPart 1 (1~6章まで)を読みます。
 一言だけ言えることがあります。
 Part 3 - Chapter 16 (8月開催予定)を読む前に『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は読んでおきましょう。超ネタバレしているので、もったいないです! (>_<;;

次回、『戦略的ビジネス文章術』読書会 第5回は7/25に開催します。

ご参加、お待ちしております♪😉


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