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語り部の妄想力、虚構が現実の上を行くそして伝説という名の 歴史が刻まれる

  「伝えるための、準備学」 やっと、読み終わりました。
感想は X に投稿したとおり。ただ、文字数の関係で正しく引用できてない。“問題起こして業界を去ったパイセン?”のコメントが言い得て妙です♪

んでねぇ、パーンとねぇ。肩を叩かれて。。。
パイセン「お前、なんか言ってたな、面白いこと!!」
パイセン「あぁ、“ママレモン”つったなぁ、お前。。。お も し ろ い!!
失意のフル・タッチ!「…えっ!どうして面白いんですか!?みんなに怒られてるんですけど、何でママレモンが面白いんすか?猪木の体がママレモン…」
パイセン「いや、んなこたぁ知らねぇよ、お前。 どうだっていいんだよ、面白いっちゃ、面白いんだよ!!
パイセン「フィーリングだよ!お前!!バカヤロー、お前! 面白いよ!!バカヤロー、お前!!!
といって、パイセンは「かっ、かっ、かっ♪」と上機嫌のまま去る。。。
通り魔に刺されたフル・タッチ!「………」
悟りのフル・タッチ!「そうか……やっぱり俺の喋りは面白いんだ!!

古舘伊知郎×田中泰延「瞬間は準備によってつくられる」
『伝えるための準備学』(ひろのぶと株式会社)刊行記念

2024年08月03日に開催

 本当は古館さんのトークで、当時の記憶を再現しているシーンを音声で聞いてほしいところですが、本を読み終わったのが11.4なので、がんばって熱量を再現してみました💦

僕の記憶の沈殿物がフワッと表出したフレーズ

違和を転がし続け、業を研く

アメリカの歌手、ボブ・ディランに「ライク・ア・ローリング・ストーン」という歌がある。「ローリング・ストーン」とは「転がる石」の意。

伝えるための準備学 p.50

で、

これの元は「ディラン」だったんだ。。。たぶん。

「転がる岩、君に朝が降る」からの「転がる違和、君は浅はかで fool」だね。いいわぁ~♪

潰されないよう、期待値調整が大事

一度期待値を下げて下げて、あとはおもしろさのリバウンドを誘うのだ。

伝えるための準備学 p.56

ドヤ顔のフル・タッチ!「急に思い出しました。俺、嫌なヤツなんですよ!? 」
種明かしのフル・タッチ!「や、先に言っておいた方がいいな~と思ってね。期待値は下げておいた方がいい」

古舘伊知郎×田中泰延「瞬間は準備によってつくられる」
『伝えるための準備学』(ひろのぶと株式会社)刊行記念

最近、ムダに「期待値調整!」って言うことが増えました。
コレのせいか!!

え、それって虚構だったの!?

「両親も兄妹もみな体が大きかったから、彼は“自分は世界一小さい”と思い込んでいた。モンマルトルの丘の見世物小屋で、アンドレは初めてリングに立った。姿を現す否や、その巨大な肉体にどよめく観客たち。さらにパリでエッフェル塔よりも自分の背のほうが高いと気づいたことで、彼はようやく自覚した。“俺の体はでかいんだ”と」

伝えるための準備学 p.126

本文を読むまで「エッフェル塔より高い」のくだり以外は真実だと勘違いしていました。古館さんの妄想力が、虚構が、歴史を塗りかえた瞬間でした。

AI vs AI の不毛な戦い(電気代を返してくれぃ)

そうすると、夜にスマホを開いたとき、訳のわからないほどいろんな情報が出てくるのだ。それを見て、僕はにんまり。AI、ざまぁみろ。どうぞ混乱して、そちらなりにご準備ください。

伝えるための準備学 p.174

AI vs AI で致命的なハルシネーションを起こすための、「AI騙し」大戦争が水面下で行われていることを、去年の春に妄想していたことを思い出す。

制約×誓約×戒めの鎖

思い続けていると、少しずつエネルギーが溜まっていって、いくらかのタイムラグの後にドカーンと爆発し、思わぬ形で扉が開かれる。人生が転がりだす。自分では「準備」と捉えていなくても、その思いは、紛れもなく心構えという準備になるのだと思う。

伝えるための準備学 p.208

これって、主人公がライバルや難関を乗り越えるシーンの鉄板のパターンだなぁ。

貴方が選んだ方が、きっと正解よ

古典の名作を挙げれば、まさにメーテルリンクの「青い鳥」だ。
貧しい家に生まれたチルチルとミチルの兄妹は、魔法使いのおばあさんに頼まれて「幸せの青い鳥」を探す旅に出る。

伝えるための準備学 p.225

そっか、「サクラダリセット」の「ONE HAND EDEN」は、ここから来てるのか。うーん、知らんかった。。。

準備とは、未来を生きること

 準備はめんどい、準備は大変、だけど 準備は大切だ。
だからこそ、準備を面白がって、たのしみたいです。

読書会ノブレス・オブリージュ たくわん

何度もくり返しきいて楽しませていただきました♪
まだ間に合う方は、ご視聴をおススメします!!

#伝えるための準備学
#古舘伊知郎
#ひろのぶと杯
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