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BMW i5

正統派BEVセダン

伝統的なスタイリングのセダンは、
久しぶりの試乗となる。

ドアを開けてから、シートに腰をかけるまでの、
一連の動作に、不自然なところは一切ない。

それは、セダンの魅力のひとつであることは、
間違いない事実だろである。

自然に決まるシート位置に加え、
足元の狭さを感じないペダル配置は流石である。

エンジン搭載車もある

近年のBMWは、
\ガソリン(マイルドハイブリッド)/
\ディーゼル(マイルドハイブリッド)/
\プラグインハイブリッド/
\電気/

と、その動力源が選び放題なのは、
嬉しい限りであり、魅力のひとつと言える。

そもそも、開発段階で、
水素を除くすべての動力源を選べるという点から見ると、
各ユニット(エンジンやモーター、電池など)を載せることを想定し、
適正化しているのだろう。


見た目だけじゃ、わからないかも

多彩なラインナップを一車種で揃える同車の場合、
オーナーもしくは、BMWファン以外の方は、
エンブレム等を見ないと判別はつきにくいだろう。

でも、それは敢えてそうしているはず。
ある意味、特別感をモリモリにしないで、
さらりと乗れるそのスタイルに共感を持つ方も、
多くいらっしゃることだろう。


早速乗って見ましょう

おっと、忘れてはいけません‼️
走り出す前に、再度確認をしてくださいね。

シートポジションと、
ミラー調整を行って、
シートベルトを締めて、
ブレーキを踏んで、
エンジンを掛けて(スタートボタンを押して)、
シフトポジションをDレンジに入れて、
左右の安全確認をして、安全なら、
合図を出して、
出発。

クルマを運転する際の必須項目。テストにでますよ(笑)

どれかひとつでも、欠けたら、事故に直結します‼️

シートベルトと気を引き締めたところで、
走り出します。

ここ最近、電気自動車ばかり乗っているので、
すっかり慣れっこになってしまったが、
当然ながら、走り出しは静か。
その後の巡航中も実に静かである。

これが、実に自然。
というのも、これまでのガソリン・ディーゼルに
乗り馴れた(私を含む)ユーザーが乗り換えても、
なんら違和感を感じない雰囲気と乗り味は、
安心を与えてくれます。

走行用のバッテリーを多く搭載した、BEV(電気自動車)の場合、
エンジン車に比べて、車両総重量は多くなる傾向にあるが、
このBMW i5の場合、
重量を生かして、前後重量バランスを理想的な配置にしていることが、
走行中に感じ取ることが容易にできる。

どういうことか。

走る・曲がる・止まるの三要素
において、不安定な動きが出ることが極めて少なく、安心してドライブすることが可能である。

ただ、従来モデルの場合、それを実現するために、
硬めの乗り味になる傾向となるが、
i5の場合、駆動用電池の重量を効率よく生かしているので、
硬さは感じにくい。

サスペンション以下の足回りと路面からのコンタクトは、
フラットかつ、しっかりと捉えているので、不快感は皆無。

つまり、
この点は、昨日今日の自動車メーカーとは大きく異なる
ポイントである。

ブレーキの効き方も、実に自然だし、
回生ブレーキとメカニカルブレーキの切り替わりも感じにくい。

カックンブレーキになりにくいのは、
日々の運転におけるストレスは少なく、
快適である。

料理で同様に、素材と味付けのバランスが大切である。

是非とも、試乗される際は、このあたりを注目していただけると、幸いです。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
また、次回もお会いしましょう。


BMW i5 eDrive40 M Sport:9,980,000円(消費税込)

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