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映画の紹介160本目 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』です。

この映画はスティーブン・スピルバーグ監督の作品で、

ベトナム戦争について分析・記録したアメリカ国防総省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の内容を暴露した、ワシントン・ポストの2人のジャーナリストの実話を描いた物語です。

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【スティーブン・スピルバーグ監督について】

監督はアメリカの映画監督、映画プロデューサーです。

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で映画を学び、ユニバーサルと契約しました。

72年にTV映画「激突!」で注目され、以後はは「ジョーズ」(75)、「未知との遭遇」(77)、「レイダース 失われたアーク」(81)、「E.T.」(82)など発表する作品が次々と記録破りの大ヒットとなり、ハリウッド随一のヒットメーカーとなります。

93年には、「ジュラシック・パーク」が自身最高の世界興行収入を記録し、さらに「シンドラーのリスト」で念願のアカデミー作品賞と監督賞を受賞し、名実ともにハリウッドのトップに立ちます。

以降も94年に映画スタジオ、ドリームワークスSKGを設立するなど映画業界をリードしました。

「プライベート・ライアン」(98)では、2度目のアカデミー監督賞を受賞しました。

監督業だけでなく、「トランスフォーマー」シリーズ(07~)など人気ヒット作の製作総指揮も数多く務めています。

【あらすじ】

ジョン・F・ケネディとリンドン・B・ジョンソンの両大統領によってベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に戦争に対する疑問や反戦の気運が高まっていました。

リチャード・ニクソン大統領政権下の1971年、以前に戦況調査で戦場へ赴いたことがある軍事アナリスト ダニエル・エルズバーグは、ロバート・マクナマラ国防長官の指示の元で自らも作成に関わった、ベトナム戦争を分析及び報告した国防総省の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を勤務先のシンクタンク、ランド研究所から持ち出しコピー機で複写、それをニューヨーク・タイムズ紙の記者 ニール・シーハンに渡し、ニューヨーク・タイムズがペンタゴン・ペーパーズの存在をスクープしました。

ワシントン・ポスト紙の発行人のキャサリン・グラハムと部下で編集主幹のベン・ブラッドリーは、ペンタゴン・ペーパーズについての報道の重要性を理解し、ベンはキャサリンの友人でもあるマクナマラ長官からニューヨーク・タイムズが掲載しなかった残りの文書を手に入れるよう、彼女に進言します。

しかし、友人を追い詰めたくないとキャサリンから拒否され、ベンが仕方なく別の情報源を探り始めたとき、デスクに謎の女性から文書の一部が持ち込まれます。

至急記事にしようと躍起になるベン達でしたが、この文書もタイムズ紙から先にスクープされてしまいます。

それを知ったキャサリンはベンにその旨を伝え、差し止め命令が下されれば記事にすると法律違反となり、ポスト紙での掲載もできないと警告しますが、これをチャンスと見たベンは、彼女の注意をよそに文書の入手を部下に命じるのでした。

かつてランド研究所に勤めていたポスト紙の編集局次長 ベン・バグディキアンは、リークした人物が自分の知人ではないかと推測し、エルズバーグと接触することに成功して、ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
国家が国民に重要な事を隠蔽しようとする事実が明らかとなり、これはアメリカだけではなく日本も同様であり、今は一層メディア戦争が激化している時代でもあるので、この映画を通じてメディア戦争について学ぶ事が出来ました。

とてもオススメの作品です!

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