見出し画像

本の紹介9冊目 : 北原孝彦さんの著書『ズボラPDCA』

今回紹介するのは、北原孝彦さんの著書『ズボラPDCA』です。

本書では、

・ゼロから4年で美容室を100店舗まで展開
・オンラインサロンを5ヶ月で3000人超にする

など、様々な場所で多くの起業家に支持されている成長のプロである著者が語る、メンタルが弱い人でも実践できる「PDCA」メソッドについて学ぶことができます。

以下に著者についてと、本書で特に勉強になったポイントをまとめています。

【著者の北原孝彦さんについて】

著者は、Dears(ディアーズ)グループの代表です。

2015年に地元の長野で「Dears」を開業して、翌年には2店舗目を展開しました。

著者が立ち上げる美容室は、

・店長をつくらない
・フレックス制
・仕事が終わったスタッフから帰宅
・週休3日制

など、独自の考えを元にリピート率90%以上、低離職率、入社希望のスタッフが順番待ちになる状態をつくりました。

そして、ゼロから4年で美容室を100店舗展開しました。

本書の『ズボラPDCA』メソッドを使って、美容室以外にも、オンラインサロンを5カ月で3000人超にするなど、事業やコミュニティを爆速成長させています。

【ズボラPDCAとは?】

まずはじめに、僕もそうなのですが、

・うまくPDCAを回せていない
・計画すら立てずに行動できない
・いつも3日坊主で継続できない

など、このような悩みを持つ人は多いかと思います。

そのような人は、本書に書かれている「ズボラPDCA」の以下のような考え方はとても勉強になると思います。

・Plan(計画) : とにかく慎重に計画を立てる
・Do(実行) : 自然と行動するための「仕組み」を作る
・Check(検証) : 徹底して「言語化」することで「再現性」が可能になるようにする
・Action(改善) : 極限までラクできるように改善を繰り返す

【Plan : とにかく慎重に計画を立てる】

これは、重箱の隅をつつくように、繊細に隙がないように計画を立てることです。

つまり、「石橋を叩いて、叩いて、叩きまくる」ような慎重な計画です。

【Do : 自然と行動するための「仕組み」を作る

本書では、

「自分の意思や気合い。やる気といったものに頼ってはいけない。」

と語られています。

そして、その方法として「小さく始める」ことを挙げています。

例えば、
イベントを主催して人を集めようと思ったら、いきなり1万人に声をかけるのではなく、身近なコミュニティ内の本当に親しい人たちに声をかけて小さなイベントを開催してみるなど。

その評判が良ければ、人が集まるという手応えを感じたならば、徐々に大きなイベントを企画すればいいというようなイメージです。

【Check : 徹底して「言語化」することで「再現性」が可能になるようにする

日常の中で行動の一つひとつに理由をつけたり
言語化することで「なんとなく」というのを減らしていきます。

そうすることで、失敗するリスクをとことん少なくして、誰でもコピー可能な状態まで再現性を高めることができるからです。

【Action : 極限までラクできるように改善を繰り返す

改善のステップで大切なことは、力を入れるべきところには力を入れ、ラクできるところは徹底的にラクをすることです。

例として、

・1石6鳥を心がけたり
・苦手な作業などを人に任せること
・意識的に「期待値」をコントロールすること
などが挙げられています。

【最後に】

本書では、ズボラな自分であっても結果を出すための「ズボラPDCA」を学ぶことができます。

うまくPDCAを回せない方、
三日坊主で継続力がない方、
いつも行動せずに終わってしまう方には、
とてもオススメの本です!

ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?