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映画の紹介68本目 『トュルーマン・ショー』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『トゥルーマン・ショー』です。

この映画は、
ピーター・ウィアー監督の作品で、

保険会社に勤める平凡なセールスマンであるトュルーマンの生活は、隠しカメラによって24時間テレビ放送されているという物語です。

【監督のピーター・ウィアーについて】

監督はオーストラリアの映画監督で脚本家でもあります。

シドニー大学で法律と芸術を学んでいたものの、
中退して、1960年代半ばからシドニーのテレビ局ATN-7で働くようになります。

主な作品として、『誓い 』(1981年)、『刑事ジョン・ブック 目撃者 』(1985年)、『いまを生きる 』(1989年)、『トゥルーマン・ショー 』(本作。1998年)など、過去に4回アカデミー監督賞にノミネートされた経験があります。


【あらすじ】

離島であるシーヘブンで、保険会社に勤めるトゥルーマン・バーバンクは、彼は生まれてから1度も島から出たことがないですが、とても明るい青年です。

昔、父と一緒に海でボートを漕いでいたときに「嵐が来るぞ」という父の警告を無視して船を進めて、嵐を回避できず海に投げ出された父親を亡くしたことで、水恐怖症を患ってしまったためでした。

ある日、彼がいつものように新聞を買ったあと、雑踏の中ひとりのホームレスの老人とすれ違います。

それは幼い頃、海に沈み亡くなったはずの父親でした。

しかしその直後、老人は瞬く間に何者かに連れ去られてしまいます。

彼はこの出来事をきっかけに、自分の周囲を不審に感じ始めます。

実は、トゥルーマンは生まれたときから人生の全てを24時間撮影されていました。

彼はアメリカの国民ですらなく、彼の人生は全てそのままリアリティ番組『トゥルーマン・ショー』として世界220か国に放送されていました。

彼の住む街は万里の長城に匹敵するドーム内に作られた巨大なセットでできています。

そこには、太陽や月、星々も機械仕掛けの照明装置に過ぎず、雨や雷鳴などの気象も人為的なものであり、そして何よりトゥルーマン以外の人物は全て俳優なのでした。

もちろん死んでしまったという父も本当の父ではなく俳優であり、父親役の俳優は実際は死んでおらず、のちに感動の再会を果たすことになります。

トゥルーマンの妻メリルも、草刈機や万能ナイフなどを日常会話の中でさりげなく宣伝していましたが、ある日会話としては非常に不自然で話がかみ合っていないココアの宣伝をしてしまいます。

これを聞いたトゥルーマンは、周囲への疑いをさらに深めていくのでした。

当時ローレンは、虚偽の世界に生きる彼を思い、「ローレン」とは役名で本名はシルヴィアであるということ、そしてこの世界が全て偽りであることを伝えようとします。

しかし、「シルヴィアの父」を名乗る何者かによって阻止され連れ去られてしまいます。

自分の世界に疑念を深めたトゥルーマンは、妻の働く病院に忍び込みますが、そこでは素人同然の医師たちによる手術が行われていました。

医者も偽物なのだと気づいたトゥルーマンは、妻を連れて島からの脱出を考え、ローレンがいるというフィジー島へ行こうと決意します。

その後、トゥルーマンはカメラの目を盗んで自宅の地下室から脱走して、ボートに乗り込んで島の外へと漕ぎ出して、ラストを迎える物語です。


【最後に】

本映画を鑑賞して、
自分の人生は映画監督の視点でもっと客観的に振り返るとともに、仰天の展開や経験などをさらに行動して積んでいく必要があると感じました。

さらに、どんな困難な状況であっても、常に困難な道を選択すれば、人生は開けるのだと教えてくれる映画でもあります。

とてもオススメの作品です!

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