見出し画像

映画の紹介150本目 『ハクソー・リッジ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ハクソー・リッジ』です。

この映画はメル・ギブソン監督の作品で、

第二次世界大戦の沖縄戦で衛生兵として従軍したデズモンド・T・ドス(良心的兵役拒否者として初めて名誉勲章が与えられた)の実体験を描いた戦争映画です。

https://amzn.to/3qk5KFS

【メル・ギブソン監督について】

監督はアメリカ合衆国出身の映画俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサーです。

オーストラリア国立演劇学院で演技を学び、1977年に映画「青春グラフィティ」で本格的に俳優デビューを果たします。

続く主演作「マッドマックス」(79)で世界的スターとなり、続編2本でも主演を務めます。

「バウンティ 愛と叛乱の航海」(84)で米国に進出し、ダニー・グローバーとコンビを組んだ刑事アクション「リーサル・ウェポン」シリーズ(87~98)が大ヒットを記録します。

93年の「顔のない天使」で監督業に乗り出し、続く「ブレイブハート」(95)でアカデミー作品賞と監督賞を受賞しました。

その後もスター俳優として「身代金」(97)や「ペイバック」(98)、「パトリオット」(00)などに主演。

監督3作目「パッション」(04)はイエス・キリストの磔刑の描写などが物議をかもしましたが大ヒットを記録します。

監督4作目「アポカリプト」(06)でも確かな手腕を示したものの、その後は飲酒運転での逮捕や元恋人へのDV容疑、人種差別発言などで零落します。

低迷期を乗り越え「アポカリプト」以来10年ぶりの監督作「ハクソー・リッジ」(16)は、アカデミー作品賞・監督賞など6部門にノミネートされました。

【あらすじ】

アメリカ・ヴァージニア州の緑豊かな町で生まれ育ったデズモンド・ドス。

弟のハロルドともに野山を駆け回る活発な少年でしたが、家族に問題を抱えていました。

父親のトムは兵士として戦った第一次世界大戦で心に傷を負い、酒に溺れ、母バーサとの喧嘩が絶えない日々を送っていました。

ある日、弟との喧嘩で彼を死なせそうになる出来事が起き、自らを責め、「汝、殺すことなかれ」という教えを胸に刻みます。

月日は流れ成長したデズモンドは、看護師のドロシー・シュッテと恋に落ち、心躍る時を過ごしていた。だが、第二次世界大戦が日に日に激化し、デズモンドの弟も周りの友人達も次々と出征するのでした。

そんな中教えを大切にしつつも、デズモンドは「衛生兵であれば自分も国に尽くすことができる」と陸軍に志願します。

グローヴァー大尉の部隊に配属され、ジャクソン基地で上官のハウエル軍曹から厳しい訓練を受けるデズモンド。

体力には自信があり、戦場に見立てた泥道を這いずり回り、全速力で障害物によじ登るのは何の苦もありませんでした。

しかし、ライフルの訓練が始まったとき、デズモンドは断固として銃に触れることを拒絶します。

グローヴァー大尉は「戦争は人を殺すことだ」と告げ、命令に従えないのなら、除隊しろと宣告されます。

その日から、上官と兵士たちの嫌がらせが始まるが、デズモンドの決意は微塵も揺るがず、その姿を見ていた周囲もその姿勢を認め、そのうえで除隊を勧めるがデズモンドは従軍する意思を示すのでした。

しかし、出征前に約束したドロシーとの結婚式の日、デズモンドはライフルの訓練を終えないと休暇は許可できないといわれてしまいます。

命令拒否として軍法会議にかけられることになり、ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
目も開けられないほど悲惨な戦争な状況においても、主人公は自身の信念を貫き通した姿に感銘を受け、改めて今の日本が平和なのだと実感する事が出来ました。

とてもオススメの作品です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?