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映画の紹介128本目 『グリーンマイル』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『グリーンマイル』です。

この映画はフランク・ダラボン監督の作品で、

双子の少女を殺害した罪で刑務所に送られてきた死刑囚と、彼の起こす奇跡によって幸せになっていく周りの人々の心の交流を描いた物語です。

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【フランク・ダラボン監督について】

監督はアメリカの脚本家、映画監督、映画プロデューサーです。

ハンガリーから亡命した両親のもと、仏モンベリアルの難民キャンプで生まれました。

1981年、制作アシスタントとして低予算映画「ヘルナイト」に参加したのをきっかけに、大道具などの仕事を得つつ脚本家を目指すようになります。

「エルム街の悪夢3 惨劇の館」(87)の共同脚本で脚本家デビューし、スティーブン・キングの小説を映画化した「ショーシャンクの空に」(94)では自らメガホンを取り、長編監督デビューを果たしました。

同作はアカデミー賞で作品賞・脚色賞を含む7部門にノミネートされ、映画ファンに愛される名作として広く知られています。

同じくキング原作の「グリーンマイル」(本作。99)も同作品賞など4部門の候補となり、以降の監督作にジム・キャリー主演「マジェスティック」(01)、3度目のスティーブン・キング作品の映画化を手がけた「ミスト」(07)などがあります。

また、プロデューサーとしても活躍し、大ヒットTVシリーズ「ウォーキング・デッド」(10〜20)では企画・制作総指揮を務めました。

【あらすじ】

20世紀末。

60年前の出来事を刑務所の看守主任だったポールが回想する形で物語が始まります。

1932年。

アメリカの刑務所で死刑囚監房で看守を務めるポールのもとに、一人の大男が送られて来られます。

双子の少女を強姦殺人した罪を持つ死刑囚ジョン・コーフィは、その風貌や罪状に似合わないほど弱く、繊細で純粋な心を持っていました。

これと同時期に、知事の妻の甥であるパーシーが看守となり、傲慢な態度で他の看守たちから嫌われる存在になります。

ある時、コーフィは局部を掴んだだけでポールの重い尿路感染症を治してしまうのでした。

彼はその後も、パーシーに踏みつけられ瀕死の重傷を負わされたネズミの命を救い、これを見た看守たちは、彼はその不思議な力を神から授かった特別な存在なのではと考え始めます。

コーフィが電気椅子に送られること、それを行う自分たちは大きな過ちを犯しているのではないかということです。

しばらくして、ウィリアム・ウォートン―通称“ワイルド・ビル”という凶悪な死刑囚が送られてきます。

コーフィは、刑務所所長のハルの妻・メリンダから吸い取った病気をすぐに吐き出さず、パーシーに移しました。

パーシーは、錯乱状態となってウォートンを銃殺し、まもなく精神病院に送られました。

それからコーフィはポールの手を取って双子の少女の殺人事件の真相を伝え、ポールはウォートンが双子の少女を殺害した真犯人だったと知ります。

しかし、コーフィの冤罪を覆す証拠は存在せず、死刑執行が決定されるのでした。

ポールたちはコーフィに脱獄を勧めますが、「世界中で、今も愛を騙って人が殺されている。」「毎日のように、世界中の苦しみを感じたり聞いたりすることに疲れたよ」と言いコーフィはそれを拒否して死ぬことを選びました。

数日後、コーフィは電気椅子に送られ、ポールの手で処刑され、ラストを迎える物語です。

 
【最後に】

本映画を鑑賞して、
無実であるものの、死刑となってしまうコーフィや、そのようや人達に対する扱い方酷いパーシーなど、そこで生まれる優しさや残忍さ、罪悪感など、様々な感情が入り乱れる内容でした。

とてもオススメの作品です!

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