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映画の紹介90本目 『ブラックパンサー』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ブラック・パンサー』です。

この映画は、
ライアン・クーグラー監督の作品で、

突然の父の死により王位を継いだ若き国王とヒーローのふたつの顔を持つティ・チャラが、祖国の秘密を守るため奮闘する姿を描いた物語です。

【監督のライアン・クーグラーについて】

監督はアメリカの映画監督、脚本家です。

南カリフォルニア大学映画芸術学部在学中に監督した短編映画が様々な映画賞で高く評価されて、中でも卒業する年に制作した「Fig」(2011)は全米映画監督組合学生映画賞などを受賞しました。

2009年に起きた、鉄道警察による黒人青年の射殺事件を題材にした脚本「Fruitvale」では、サンダンス・インスティテュートのスクリーンライターズ・ラボに参加して、この脚本をもとに自らメガホンをとった「フルートベール駅で」(13)で長編監督デビューを果たします。

同作はサンダンス映画祭でグランプリと観客賞の2冠を獲得して、第66回カンヌ国際映画祭ある視点部門のフューチャーアワードなど数々の賞に輝きます。

続いて、シルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」シリーズの新章となる「クリード チャンプを継ぐ男」(15)でも、脚本・監督を務めました。

【あらすじ】

遥か昔、地球にヴィブラニウムと呼ばれる鉱石で出来た隕石が落ちてきました。

やがてその地アフリカで5つの部族が戦争を始めます。

一人の戦士がヴィブラニウムの影響を受けたハート型のハーブを摂取して、超人的な力を持つ「ブラックパンサー」となりました。

彼の下に4つの部族が集まり、ワカンダ国となりましたが、ジャバリ族だけは参加せず、姿を隠しました。

それから何世紀も経ち、ワカンダは世界から隔絶された、高度な科学技術を持つ超文明となりました。

1992年。

当時のティ・チャカ国王は、カリフォルニア州オークランドに潜入していた弟のウンジョブを訪ねます。

ティ・チャカは、密偵ズリを通じ弟がワカンダから得た武器を武器商人ユリシーズ・クロウに渡していたことを知り、彼を問い詰め、そして亡き者にします。

それから26年後の2018年、ヘルムート・ジモが起こした爆破テロによってチャカの死とそれに伴うアベンジャーズの内乱の後、チャカの息子ティ・チャラが新国王に即位する運びとなります。

その戴冠の儀式で、彼はジャバリ族の挑戦者エムバクを打ち負かし、晴れてワカンダは新たな国王を迎えます。

しばらくして、エリック・スティーブンズという男がクロウと結託してロンドンの博物館を襲撃しました。

ティ・チャラは友人ウカビに彼と因縁のあるクロウの逮捕を約束し、親衛隊長オコエ、幼なじみの恋人ナキアを連れて、裏取引が行われている韓国・釜山へと向かいます。

同じく潜入していたCIAのエヴェレット・ロス捜査官と手を組んでクロウを捕らえますが、取り調べ中にエリックの襲撃を受け奪還されてしまいます。

ナキアをかばい重傷を負ったロスを救うため、ティ・チャラはロスを連れてワカンダへの帰国を余儀なくされるのでした。

シュリがロスの治療に当たっている間に、ウカビのもとにエリックが現れます。

彼は手土産としてクロウの亡骸を引き渡して、国王との謁見を求めます。

エリックの本名はウンジャダカといい、亡きウンジョブの息子にして王位継承権を持っていました。

ティ・チャラの問いにズリはかつて起きた事を話して、ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
魅力的な主人公をはじめ、「民族」「国家」「技術」などの国際的な問題テーマを上手く描いたり、導線が張り巡らされていたりとても学べました。

オススメの作品です!

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