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映画の紹介51本目 『アップグレード』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『アップグレード』です。

この映画は、
リー・ワネル監督の作品で、

体内に埋め込まれたAIチップの力によって、四肢の麻痺を克服し、人間を超越した身体能力を手に入れた男が、妻を殺害した謎の組織に復讐する姿を描いた物語です。

【監督のリー・ワネルについて】

監督は、オーストラリアの映画監督で、脚本家、映画プロデューサー、俳優でもあります。

監督は、名門ロイヤルメルボルン工科大学で映画を学び、同窓だったジェームズ・ワンとともに映画制作を始めます。

猟奇的な殺人鬼ジグソウの仕掛ける密室サバイバルゲームを描いて、2010年には「世界でもっとも成功したホラーシリーズ」でギネスブックに記載された「ソウ」シリーズでは、第1作「ソウ」(04)から第8作「ジグソウ ソウ・レガシー」(17)まで全作を通して脚本、出演、製作総指揮などを担っています。

また、「ブレイキング・ゴッド」(14)などの脚本を手がけ、「インシディアス 序章」(15)で監督デビューを果たしました。

バラエティ誌の、「注目すべき監督10名」にも選出されて、 SFアクション「アップグレード」(本作。18)は監督第2作であります。

【あらすじ】
 
旧型の自動車の整備士のグレイは、妻のアシャとともに修理した車を顧客のエロン・キーンに届けます。

エロンは、二人に高性能AIチップのSTEM(ステム)を見せて、その帰り道にアシャの自動運転車が暴走して事故を起こします。

4人の男たちに襲われて妻のアシャの命を奪われ、グレイは首を刺されて手足を全く動かせなくなってしまうのでした。

苦悩するグレイは自殺を図って失敗し、エロンが見舞いに訪れてSTEMを体に埋め込み、寸断された神経の代わりとすることで体を動かす秘密実験を提案します。

STEMはグレイを通して犯行の映像を見て犯人の一人が銃を腕に埋め込んだサーク・ブラントナーであることを突き止めて、グレイは麻痺を装いながらSTEMとともに犯人を追います。

グレイはサークの家に忍び込み、地元のバーの名前を手掛かりとして得ます。

そして家に帰ったサークに襲われますが、STEMに体の制御を明け渡し、STEMは超人的な動きでサークを殺すのでした。

エロンはSTEMの動きを追跡してグレイの行動を叱責しますが、STEMがグレイに話しかけたことを知って驚きます。

エロンがSTEMをシャットダウンしようとしますが、グレイはSTEMの指示でハッカーのジェイミーの家に向かいます。

STEMはシャットダウンするが、ジェイミーがSTEMのインプット・ガードを削除します。

バーでトーランの死を知ったフィスクがやって来ますが、麻痺から抜けたグレイはその連れで3人目の犯人を殺します。

その後、グレイはフィスクのもとに向かい、途中でSTEMが別の自動運転車を操って尾行するコルテスの車にぶつけ、グレイの家に戻ったコルテスはパメラからSTEMのことを聞きます。

フィスクの電話にはエロンのメッセージが残っており、グレイはエロンの家に行きます。

そこにはコルテスがいてエロンはSTEMが人間になる目的を達成するために彼を操っていたと明かすのでした。

STEMはエロンを殺して、さらにコルテスを殺そうとしますがグレイが体の制御を取り戻して自殺してしまいます。

グレイは病室で目を覚まし、体は麻痺していない状態になりラストを迎えるという物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
物語の進行するスピード感覚が早くて、
先を全く読ませない「伏線」が張り巡らされていて、観ている側を常に引き込むストーリーの展開が面白く感じました。

とてもお勧めの作品です1









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