見出し画像

映画の紹介214本目 『コラテラル』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『コラテラル』です。

この映画はマイケル・マン監督の作品で、

平凡なタクシー運転手・マックスが、冷酷非情なプロの殺し屋・ヴィンセントを偶然乗せたことから、殺人の手伝いをさせられることになり進行する物語です。

https://amzn.to/3txXKml


【マイケル・マン監督について】

監督はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサーです。

ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールで学んだ後、米TVドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」(75)などの脚本を手がけてキャリアをスタートしました。

映画監督デビュー作「ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー」(81)で国際的な評価を獲得。

人気TVシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」(84〜89)などの製作を手がける一方、映画「刑事グラハム 凍りついた欲望」(86)などの監督を務め、TVと映画を両輪に活躍します。

92年の監督作「ラスト・オブ・モヒカン」がアカデミー音響賞を受賞。TV映画「メイド・イン・L.A.」(89)をセルフリメイクした「ヒート」(95)を手がけ、続く社会派サスペンス「インサイダー」(99)でアカデミー作品賞、監督賞など7部門にノミネート。

以降の監督作に「コラテラル」(04)、アカデミー編集賞など2部門を受賞した「フォードvsフェラーリ」(19)では製作総指揮を務めました。

【あらすじ】

アメリカ・ロサンゼルス。

平凡で真面目なタクシードライバーのマックスは、ある夜、最初の客アニーと目的地に着くまでの時間に賭けをしました。

賭けはマックスの勝ちに終わり、彼は検事局に勤めるアニーから「何か困った時に」と連絡先を貰う。次にマックスは、「ヴィンセント」と名乗るビジネスマン風の客を拾います。

目的地に着くとヴィンセントはマックスの生真面目さを買い、彼にタクシーの貸切りを持ちかけます。

マックスは「貸切りは規定違反になる」と断りますが、ヴィンセントの強引さと600ドルの誘惑に負け、引き受けます。

しかしそれは単なる貸切りではなく、殺し屋の手伝いをさせられることを意味していました。

当初マックスはそれに気付きませんでしたが、ヴィンセントが殺した標的の死体がマックスのタクシーの上に落下するアクシデントが発生します。

戻ってきたヴィンセントは態度を豹変させ、マックスが何かしようものなら殺すのもいとわないと脅迫し、かくして、マックスの人生最悪の時が始まってしまいました。

ヴィンセントは柔らかな物腰とは対照的に、殺人に対して一切の感情を持たない冷酷な殺し屋でした。

「地球上から人間が1人や2人消えたところで何の変化も無い」と言い切るヴィンセントに、マックスは別世界の人間を見るような思いがしました。

ヴィンセントは標的データの入ったかばんを奪って逃げようとしたチンピラ2人を躊躇なく殺して、クラブハウスでマイルス・デイヴィスの昔話に花を咲かせる老トランペッターも、マイルス・デイヴィスの音楽歴に関する質問に間違った回答をしたため殺してしまいます。

冷酷な反面、ヴィンセントは入院しているマックスの母に見舞いの花を贈るなど意外な一面を見せますが、目の前で次々に行われる殺人に耐えられなくなったマックスは隙を見てヴィンセントの標的データの入ったかばんを奪います。

そして、中身ごと路上に投げ捨てて使用不能にしてしまい、その後ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
主人公のマックスが普段夢を持ちながらも何も変わり映えのない日々の中で、暗殺者との関わりがありながらも挑戦をして成長していく姿に胸を打たれました。

とてもオススメの作品です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?