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本の紹介44冊目 『究極のセールスレター』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、ダン・S・ケネディさんの著書『究極のセールスレター』です。

この本は、全米中ほダイレクト・マーケティングに関わる人が必ずと言っていいほど参考にしているバイブル本です。

著書であるダン・ケネディは、米国のダイレクト・マーケティング界のグルと呼ばれている人物です。

そんな方が書いた本を、神田昌典さんが翻訳した、一生役に立つ一冊です。

【著者のダン・S・ケネディさんについて】

米国のダイレクト・マーケティング界のグル。

新進気鋭のベンチャーから、2億ドル級の売上げを誇る大企業トップまで約100の企業とコンサルタント契約を結んでいます。

また、セールス、マーケティング、自己啓発を中心に年間10万人以上を対象とする講演をこなし、熱烈な支持を得ています。

著作活動でも、『サクセス・マガジン』『USAトゥデイ』『セリング・マガジン』をはじめ多くの新聞・雑誌の激賞を得るヒット作を数々放ってきました。

著者は、 

・芸能界
・スポーツ界
・メディア界
・政界

にまで及ぶ幅広い人脈を持ち、当代随一の人間通として知られています。

ウェブ・サイト「ダン・ケネディ・コム」は月10万を超えるアクセスを誇り、北米を中心とする数千人にニューズレターを配信してます。

【第1章 : 書く前の準備】

著者は、以下のことをするだけでセールスレターを書くスキルを身につけられたと言います。

1.この本のような書物を手に入れて貪るように読み、手元において手引きとして使った。
2.自分自身の洞察力・直感力・観察力・常識を信じた。
3.セールスと「伝える」ということについて自分で知っていること(そして新たに気付いていったこと)を、文章でセールスしたり伝えたりすることに置き換えた。
4.広告・ダイレクト・セールスレターのサンプルを集めて、膨大な「アイデアファイル」をつくった。プロはこれを「借用ファイル」と呼び、その名の通り、アイデアを借用するために使う。
レターを書くのに独創性はあまりいらない。
アイデア、テーマ、言葉や言い回しをうまく使い回して組み立て直せば十分だ。

とてもシンプルです。

セールスレターを書く人たちは、念入りに準備をしているので、まず見習うことが大切だと学びました。

【第2章 : 書く手順】

ここでは、セールスレターを書く際の28ステップを以下のように紹介しています。

1.お客を「しっかり」理解する
2.提供するものを「しっかり」理解する
3.不利な点を告白し、欠点は包み隠さず伝える
4.無事に配達させる
5.目を留めてもらう
6.読んでもらう
7.価格ジレンマに打ち勝つ
8.必勝コピーライティングのテクニックと作戦を吟味する
9.最初の下書きを書く
10.戦略的観点で書き直す
11.文体を書き直す
12.疑問・反論に答える
13.いますぐ行動してもらえるように刺激する
14.追伸を工夫する
15.チェックリストを確認する
16.グラフィックを処理する
17.感情を込めて書き直し、冷静に編集する
18.下書きとサンプルを見比べる
19.事前テストを行う
20.手紙を最終の形にする
21.グラフィック処理を変更する
22.もう一度編集する
23.試作を発送する
24.冷静になる
25.他の人の意見を聞く
26.最終見直しをすら
27.印刷する
28.発送する

これらは、著者が新しいセールスレターをつくるたびに行なっていることです。

一つ一つのステップを詳細に話しており、とても学びになりました。

【最後に】

この本は、初心者でもセールスレターを書く際の心構えや28ステップをわかりやすく紹介しており、多くの方にオススメしたい一冊です。

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!

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