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本の紹介110冊目『神のスピード仕事術(スティーブ・ジョブス)』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、
桑原晃弥さんの著書『スティーブ・ジョブス 結果に革命を起こす神のスピード仕事術』です。

この本は、
経済・経営ジャーナリストである著者が、
スティーブ・ジョブスの「すぐやる人」の
5つの習慣である、

・スピード
・パーフェクト
・ダンドリ
・アイデア
・人を動かす

についての仕事術を綴った一冊です。

それでは紹介していきます。

【著者の桑原晃弥さんについて】

著者は、経済・経営ジャーナリストです。

慶應義塾大学卒業後、業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立しました。

人材採用で実績を積んだ後に、トヨタ式の実践と普及で有名なカルマン株式会社の顧問として、『「トヨタ流」自分を伸ばす仕事術』(成美文庫)、『なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか』(PHP新書)などの制作を主導しています。

【あり得ないスケジュールに挑戦する】

成果を上げるための最も大切な要素の
一つはスピードであり、現代は特に
サイクルが早くなっており、

IT時代は素早く成長した者が
市場を制していきます。

ジョブスは大学を中退後、
ゲームメーカーのアタリ社に就職して、
周囲への配慮を欠いていましたが、

創業者のノーラン・ブッシュネルは、
以下のように評価していました。

「ジョブスは何かをやりたいと思うと、
数ヶ月あるいは数年という単位ではなく、
数日あるいは数週間の予定で取り組んだ」

このことから分かるように、
当時から並々ならぬスピードで
取り組んでおり、

常識的に1年かかるようなことを、
「半年」「3ヶ月」「1ヶ月」で、
できないか?を思考することが
大切だと学びました。

【アイデアが出たらまず形にしてみる】

ジョブスは、多くの方がせっかくのアイデアを
出したにもかかわらず、周囲のリアクションが
あまりよくないという理由でやめてしまうのではなく、まずは試作品を作ることを促していました。

物は実際に作ることで、それを体験して
また新たなアイデアがあったり、
問題点を修正して改善を図れるためです。

日常生活でも、新たに良いアイデアが
思い付いたらまずは実践したり、
体感していくことが大切だと学びました。

【見えないところにもこだわる】

ジョブスは完璧主義であり、その一つがユーザーの誰も見ないし見ようとも思わない、プリント基板のレイアウトへの強いこだわりです。

新参者のジョージ・クロウが、
プリント基板の細かなところを
誰が気にするのか?と問うと、

「偉大な大工は、たとえ見えなくても
キャビネットの後ろにちゃちな機材を使ったりはしない」

と言い、見えない裏側でもちゃんと気を配ることのがジョブスの信念でした。

このように、細部までのこだわるという
美学こそが、製品を芸術作品に変えるのだと学びました。

【単なる模倣者にならない】

日清食品のチキンラーメンの成功を見て、
何百というインスタントラーメンが
市場に溢れたのは有名な話です。

ジョブスは常に物真似を嫌い、
新しい何かを生み出そうと心がけており、
模倣による拡大ではなく、
独創による革命を目指していました。

単なる模倣ではなく、
骨子の部分を抜き出して新たな価値を創造することが大切だと学びました。

【最後に】

本書は、
経済・経営ジャーナリストである著者が、

スティーブ・ジョブスの「すぐやる人」の
5つの習慣である、

・スピード
・パーフェクト
・ダンドリ
・アイデア
・人を動かす

についての仕事術を綴った一冊です。

アップルで世界にスマートフォンで
革命を起こしたジョブスの、
仕事をする上での究極の仕事術を
学ぶことができます。

突き詰めて仕事をする起業家こそが、
世界にインパクトを与えるのだと学べます。

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!

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