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映画の紹介99本目 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』です。

この映画は、
ギャヴィン・フッド監督の作品で、

イギリス軍の諜報機関のキャサリン・パウエル大佐は、英米合同軍事作戦を遠く離れたロンドンから指揮をしており、戦争の闇を巧みに描きながら、何が正義かを突きつけながらモラルも問う物語です。

共演に、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞しオファーが殺到中のアーロン・ポールがいます。

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【ギャヴィン・フッド監督について】

監督は、南アフリカ出身の映画監督です。

ヨハネスブルグのウィットウォーターズラント大学を卒業後、法律事務所の仕事を経て俳優に転向します。

渡米してカリフォルニア大学ロサンゼルス校で脚本と演出を学び、帰国。母国の保健省が制作するHIV教育ドラマの監督・脚本を手がけ、南アフリカのエミー賞と言われるアルテス賞を受賞しました。

初監督映画「A Reasonable Man」(99)で国際的な注目を集め、続く脚本・監督作「ツォツィ」(05)でアフリカ映画として初のアカデミー外国語映画賞を受賞しました。

ハリウッドで製作した「国家誘拐」(07)を経て、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(09)、「エンダーのゲーム」(13)などSFエンタメ大作のメガホンも手がけます。

近年の監督作に、現代のドローン戦争の世界を描いた「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」(15)、イラク戦争にまつわる告発事件を映画化した「オフィシャル・シークレット」(19)などがあります。

【あらすじ】

イギリス・ロンドンで、イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐は、国防副参謀長のフランク・ベンソン中将のもと、アメリカ軍のドローン、MQ-9 リーパー偵察攻撃機を使い、英米・ケニアによる合同テロリスト捕獲作戦を指揮していました。

合同チームは、上空2万2千フィートを飛んでいるMQ-9 リーパーと現地の偵察用小型ドローンにより、ケニアの首都ナイロビの隠れ家に潜んでいるアル・シャバブのテロリストたちを確認しました。

屋内の昆虫型小型ドローンにより、テロリストたちが自爆ベストを着用して犯行予告映像を撮影し、今まさにテロを決行しようとしていることが発覚します。

アメリカ合衆国ネバダ州の米軍基地では、ドローン・オペレーターのスティーブ・ワッツが、パウエル大佐からの指令を受け、ミサイルの発射準備に入ります。

しかし、発射準備に入ったその時に目標のそばの路上で、隠れ家の隣に住む少女アリアがパンを売る準備を始めます。

予期せぬ民間人の巻き添え被害の可能性が生じたため、内閣府ブリーフィングルームに詰める軍人や政治家たちの間で議論が勃発するのでした。

パウエル大佐は、少女を犠牲にしてでもテロリストを殺害することを主張するが、政務次官・閣外大臣は民間人の犠牲を避けようとし、合意には至りません。

少女を救うため、司令部は彼女の売るパンを買い上げるよう現地工作員に命令を出すが、失敗に終わりアリアはパンを売り続けます。

最終的に、司令部は巻き添え被害による少女の死亡率を50%以下に下げた地点を選んで攻撃することを選択するが、アリアは爆発に巻き込まれて怪我を負い、搬送先の病院で亡くなります。

作戦終了後、政務次官は「恥ずべき作戦だった」となじりますが、これに対しベンソン中将は「戦争の代償を知らないなど軍人に言うな」と言い込めるのでした。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
テロの被害を防ぐために人命を天秤にかける様子や誰もが人殺しの責任を負いたがらない様子は
残酷に見えて悲惨だと感じました。

興味のある方はぜひ!

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