映画の紹介228本目 『ルイの9番目の人生』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ルイの9番目の人生』です。

この映画はアレクサンドル・アジャ監督の作品で、

生まれてからの8年で、8回も大事故を経験したルイは彼は9歳の誕生日に、断崖絶壁から転落するという9度目の悪夢に見舞われ、進行する物語です。

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【アレクサンドル・アジャ監督について】

監督はフランスの映画監督、脚本家、映画プロデューサーです。

子役として父親の監督作に出演し、映画制作に親しんで育ち、1997年、初監督短編「Over the Rainbow」が第50回カンヌ国際映画祭で上映され、注目を集めます。

長編監督デビュー作「Fria」（99）ではマリオン・コルティヤールを主演に迎え、第2作となるスプラッタホラー「ハイテンション」（03）ではあまりにも残虐な殺戮シーンで物議を醸しました。

77年のホラー映画「サランドラ」のリメイク「ヒルズ・ハブ・アイズ」（06）でハリウッドに進出、「ホーンズ容疑者と告白の角」（13）、「ルイの9番目の人生」（15）といった叙情的なサスペンスホラーに定評があります。

その他の監督作にパニックスリラー「ピラニア 3D」（10）、サバイバルスリラー「クロール　凶暴領域」（19）などがあります。

【あらすじ】

物語は9歳の少年ルイ・ドラックスが自分の短い人生を回想するところから始まります。

ルイはごく普通の家庭に生まれ育ったにも拘わらず、命を落としかけたことが9回もあるのだといいます。

直近に遭遇した事故は、一家でピクニックに出かけた際、崖から転落したというもので、何故自分が転落したのかはルイにも分かりませんでした。

過去。ルイは精神科医のDr.ペレーズとセッションを行っていました。

Dr.ペレーズがルイに過去の体験について尋ねたところ、ルイはかなり奇矯な振る舞い―極度の人間不信に陥ったり、ペットのハムスターたちを次々と殺したりした―を繰り返していたことが分かります。

ルイはそうした行動を「やりたいことをやる権利を行使しただけだ」と正当化するばかりで、反省の色は微塵もなく、Dr.ペレーズはルイの両親ピーターとナタリーが鍵を握っていると考えました。

確かにピーターとナタリーの夫婦仲は険悪で、しかも、あろうことかピーターはルイと元妻を連れてシーワールドに旅行したことすらありました。

当然、それを知ったナタリーは憤慨し、夫婦喧嘩になってしまい、Dr.ペレーズはルイに「君がここで言ったことは誰にも言わないよ」と言いましたが、ナタリーにルイの体験談が事実なのか確認をしました。

ところが、Dr.ペレーズが夫婦関係に介入してきたと思い込んだナタリーは、一方的に治療の終了を宣言して、ルイも約束を破ったと怒り、Dr.ペレーズに抗議の手紙を送りました。

現在、崖から転落したルイに医者から死亡宣告が下されましたが、霊安室で突如息を吹き返したため、昏睡状態のまま治療が続けられることとなりました。

ナタリーと交流する中で、パスカルは彼女に惹かれていき、ついには公の場でキスをするまでに至った。その直後、ルイは突然意識を取り戻した。しかし、「お父さん」と一言呟いた直後、再び昏睡状態に陥った。
ナタリーとパスカル宛に関係を終わらせるよう脅迫する手紙が届いたが、その差出人の名前はルイ・ドラックスとなっていた。事件の捜査の責任者であるダルトンは、その脅迫状がピーターによって書かれたものであると断定したが、念のため、病院内にいる全員の筆跡を検査した。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
どんな最悪な物事であっても、その出来後に対してどう意味づけするかが大切だと学びました。　

とてもオススメの作品です！