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映画の紹介139本目 『パッドマン 5億人の女性を救った男』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『パッドマン 5億人の女性を救った男』です。

この映画はR・バールキ監督の作品で、

発明家・社会活動家である、アルナーチャラム・ムルガナンダムが低価格で衛生的な生理用ナプキンを発明した実話を描いた物語です。

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【R・バールキ監督について】

監督はインドの映画監督、映画プロデューサー、脚本家です。

監督はマドラス映画学院の監督コースに進学したものの、中退して、同校の真向かいにある大学のコンピュータ・アプリケーション学科に進学しました。

彼は3年間在学しましたが、卒業年度に出席日数不足で退学しています。

2007年にアミターブ・バッチャン、タッブーを起用した『チーニー・カム』で監督デビューします。

2009年にアビシェーク・バッチャン、ヴィディヤー・バランを起用した『Paa』は興行的な成功を収め、批評家からも高い評価を得ました。

2015年にアミターブ・バッチャン、ダヌーシュ、アクシャラ・ハーサンを起用した『Shamitabh』を監督し、2016年にはカリーナ・カプール、アルジュン・カプール(英語版)を起用して『キ&カ 彼女と彼(英語版)』を監督しています。

2018年には『パッドマン 5億人の女性を救った男』を監督し、ナショナル・フィルム・アワード その他の社会問題に関する最優秀映画賞を受賞しました。

【あらすじ】

発明好きのラクシュミカントは、妻ガヤトリが生理処理のために汚れた布を使い回していることを知り薬局で生理用ナプキンを購入しますが、彼女は高額なナプキンの使用を断ってしまいます。

村の医師から「不衛生な布で生理処理をしていると不妊や死に至ることもある」と聞かされたラクシュミはガヤトリを守るためにナプキンを自作しようと考えます。

彼は綿を購入して自作したナプキンをガヤトリにプレゼントしますが、自作のナプキンは失敗作に終わり、ガヤトリは「穢れ」である生理に口を出さないように告げるのでした。

それでもラクシュミはナプキンの開発を止めようとせず、妹たちや女子医科大生にナプキンのモニターを頼もうとしますが相手にされず、さらに初潮を迎えたティンクに自作のナプキンを渡そうとしたところを見られてしまい、村人からの信用を失ってしまいます。

ラクシュミは母親や妹たちから距離を置かれ、ガヤトリも実家に帰ろうとしますが、ラクシュミの懇願を受け入れ「二度とナプキンを人に渡さない」という条件で彼のもとに留まります。

ラクシュミは友人から食肉の血をもらい、自分でナプキンを着用して実験を行いますが、血を吸収できずに服が汚れてしまい川に飛び込みます。

彼の「奇行」を聞きつけたガヤトリの兄は、彼女を実家に連れ戻してしまい、失意のラクシュミは完璧なナプキンを開発するため村を出ていってしまいます。

インドールに行き着いたラクシュミは大学教授の使用人として働きながらナプキン開発のヒントを探し、セルロースが使用されていることを突き止めます。

教授の助言を得たラクシュミはナプキン製造機を開発してナプキンを完成させますが、モニターになってくれる女性を見つけられずに途方に暮れてしまいます。

ある夜、ナプキンを探す女性パリーに出くわしたラクシュミは自作のナプキンを手渡し、翌朝パリーのもとを訪れたラクシュミは、彼女が自作のナプキンを市販品だと思っていたことを知り自作のナプキンの完成度に自信を持つようになり、ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
教育から国の風習を変えるのが如何に大変かを感じさせられる内容で、実話の物語でもあり、多くの気づきや学びを得られました。

とてもオススメの作品です!

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