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映画の紹介記事143本目 『ガタカ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ガタカ』です。

この映画はアンドリュー・ニコル監督の作品で、

DNA操作で生まれた“適正者”だけが優遇される近未来において、“不適正者”として自然出産で生まれた若者ビンセントは適正者になりすまして宇宙へ旅立とうとするSFサスペンスです。

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【アンドリュー・ニコル監督について】

監督はニュージーランド出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサーです。

英ロンドンでCMディレクターとして成功を収めた後、映画監督を志して米ハリウッドに渡ります。

1997年に「ガタカ」で監督・脚本家デビューを果たし、翌98年の「トゥルーマン・ショー」でアカデミー脚本賞にノミネートされました。

SFコメディ「シモーヌ」(02)では製作・監督・脚本を兼ね、トム・ハンクス主演の「ターミナル」(04)では原案・製作総指揮を担当、武器売買の実態を描いた社会派アクション「ロード・オブ・ウォー」(05)でも製作・監督・脚本の3役を務めました。

6年ぶりの監督作となった「TIME タイム」(06)は日本でスマッシュヒットを記録し、その後は、ステファニー・メイヤーのヤングアダルト小説を実写映画化した「ザ・ホスト 美しき侵略者」(13)、無人戦闘機ドローンを導入した現代の戦争を描く「ドローン・オブ・ウォー」(14)でメガホンを取りました。

【あらすじ】

遺伝子操作により、優れた知能と体力と外見を持った「適正者」が数多く存在する近未来。

知力体力に非常に優れる「適正者」たちは当然、教育課程においても、社会においても優位でした。

一方、自然妊娠で生まれた「不適正者」たちは「適正者」に劣る存在です。

両者の間には社会レベルでも個人レベルでも大きな隔たりがありました。
主人公ヴィンセントは、両親の軽はずみな性交渉により「不適正者」として産まれ、弟アントンは「適正者」として産まれました。

ヴィンセントは、子供のころから「適正者」の能力を目の当たりにし、弟を含め「適正者」たちには決して勝つことができませんでした。

そんな彼が小さな胸に抱いた夢は宇宙飛行士になることでしたが、宇宙飛行士は「適正者」のみに許された仕事で、「不適正者」には夢のまた夢、なれる可能性など少しもありません。

大人になっても夢を忘れないヴィンセントに転機が訪れます。

DNAブローカーの仲介で、「適正者」の生体IDを入手し、その「適正者」は元水泳選手ジェローム・モローで、金メダル候補だったが事故により脚の自由を失い、選手生命を絶たれたのでした。

ヴィンセントはジェロームの生体IDを買い取り、違法な生体偽装をしてジェロームになりすまし、晴れて宇宙局「ガタカ」の局員となりました。

働く中で、「適正者」の女性アイリーン・カッシーニとの出会いもあり、最終的に彼女には正体が発覚しますが、受け入れられるのでした。

ヴィンセントはたびたび行われる生体認証をジェロームのDNAで切り抜け、数々の訓練でも「適正者」に劣らないよう必死の努力を重ね、その結果ついに念願のタイタン探査船の宇宙飛行士に選ばれます。

探査船の出発が間近となったある日、ヴィンセントの上司が何者かによって殺されました。

この思いもよらない事件がヴィンセントを窮地に追い込みます。

警察の捜査にヴィンセントは正体の発覚を恐れながらも、ジェロームとして振るまい捜索をすり抜け続けラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
生まれた時点で周囲の"適正者"と能力の違いがありながらも、夢を叶える為に必死に考え抜いて努力する姿勢や愛人・友人との絆を大切にする人情に感動しました。

とてもオススメの作品です!

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