映画の紹介212本目 『パトリオット・デイ』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『パトリオット・デイ』です。
この映画はピーター・バーグ監督の作品で、
2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件の事件発生から、わずか102時間で犯人逮捕に至った顛末を描いた物語です。
【ピーター・バーグ監督について】
監督はアメリカの俳優、映画監督、プロデューサー、脚本家です。
88年、俳優としてデビューし、「真夜中の戦場 クリスマスを贈ります」(92)などに出演します。
95年からTVシリーズ「シカゴホープ」(~99)にレギュラー出演し、広く知られるようになり、98年、「ベリー・バッド・ウェディング」で映画監督デビューを果たします。
脚本・監督作「プライド 栄光への絆」(04)で成功を収め、同作のTVシリーズ版「Friday Night Lights」(06~)では製作総指揮を務めます。
その他にも、はウィル・スミス主演映画「ハンコック」(08)や、ユニバーサル映画100周年記念作品「バトルシップ」(12)といった大作を監督する。映画出演作は「コラテラル」(04)、「大いなる陰謀」(07)などがあります。
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【あらすじ】
2013年4月15日。
毎年4月の第3月曜日「パトリオット・デイ」(愛国者の日)に開催されるボストンマラソンの最中に、爆弾テロ事件が発生します。
会場の警備にあたっていたボストン市警察殺人課刑事のトミー・サンダースは、爆発の直後から必死に警察無線で状況を報告しながら、同僚らと共に救護活動を行ました。
やがて、FBIの指揮で捜査が始まり、FBI特別捜査官のリック・デローリエは事件をテロと断定しました。
ボストン市警察との合同捜査の末、監視カメラに映っていた「黒い帽子」と「白い帽子」の2人の男が容疑者として浮かび上がるのでした。、
犯人に対し激しい怒りを抱えるトミーは、すぐに2人の顔写真を公表すべきと主張しますが、決定的な証拠を得られないことからリックは公表を許可せず、市民からの情報を募ります。
ところが、民間の調査機関や報道機関などが全くの別人を犯人とした情報を流し始め、混乱が拡大したことから、リックは「黒い帽子」と「白い帽子」ことタメルラン・ツァルナエフとジョハル・ツァルナエフの顔写真を公開します。
テレビで自分たちの情報が報道されていると知ったタメルランは、ジョハルを連れて自宅を去り、さらなるテロを行うため、爆弾を積んだ車でニューヨークへ向かおうとするのでした。
タメルランは「自分も銃が欲しい」とぼやくジョハルに「自分で奪え」と命じ、マサチューセッツ工科大学の警備に当たっていた警察官ショーン・コリアー巡査を襲撃して、抵抗されて射殺しますが、ホルスターから拳銃を抜けず手間取っているところで近くの建物から人が出てきたため、銃を奪うことができないまま逃走します。
さらに、足がつかないよう車を交換することを考えたツァルナエフ兄弟は、路上駐車していたメルセデス・ベンツのSUVに目をつけて、所有者の中国人留学生ダン・マンを脅して車を乗っ取り、彼を人質にするのでした。
途中で、ATMでダンの口座から下ろせるだけの現金を下ろし、食料品購入と給油のためガソリンスタンドに立ち寄るも、ダンが勇気を振り絞り、一瞬の隙を突いて脱出します。
道を挟んだ別のガソリンスタンドの店内へ駆け込んだダンは、店員に事情を話し、警察へ通報して、その後ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
人間は思想の違いで人を殺す事も肯定するものだと悲観する共に、今一度、パラダイムを自己中心主義から全体主義へと移行する必要があると感じました。
とてもオススメの作品です!
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