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映画の紹介100本目 『ディープ・インパクト』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ディープ・インパクト』です。

この映画はミミ・レダー監督の作品で、

世界的な危機に陥った状況下の各登場人物の人間関係と、政府の危機管理対策を主軸として描いた物語です。

【ミミ・レダー監督について】

監督はアメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサーです。

監督は、アメリカン・フィルム・インスティテュートに入学します。

TVドラマ「L.A. LAW 7人の弁護士」(87)で監督デビューを果たし、人気医療ドラマ「ER 緊急救命室」(94~96)ではエミー賞を2度受賞しました。

スティーブン・スピルバーグから声がかかり、映画会社ドリームワークスの第1作となる「ピースメーカー」(97)で長編映画監督デビューします。

監督第2作「ディープ・インパクト」(98)がヒットし、続いて「ペイ・フォワード 可能の王国」(00)を監督した。その後しばらくTV界での活動が中心となり、「シェイムレス 俺たちに恥はない」(11~15)、「SMASH」(12~13)、「LEFTOVERS 残された世界」(14~17)などの監督を務めます。

その間、長編映画では「ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え」(09)でメガホンをとりました。

18年、アメリカ初の女性最高裁判事となったルース・ギンズバーグの伝記映画「ビリーブ 未来への大逆転」でも長編映画監督を務めています。

【あらすじ】

天文部に所属する高校生、リオ・ビーダーマンは天体観測中に彗星を発見します。

その情報を天文台のウルフ博士に伝える。計算の結果、彗星が地球に衝突するとの結果を弾き出し、博士は情報を持って移動するが交通事故で亡くなってしまうのでした。

1年後、テレビ局に勤めキャスターを目指しているジェニーは、元財務局長官の突然の辞職の理由が「エリー」という女性との不倫スキャンダルだと読んで取材をしていました。

「エリー」に関して嗅ぎつけられたと思った政府はジェニーを連行、アメリカ大統領トム・ベックのもとに通すと、大統領は2日後に行う緊急会見に好待遇で出席させる事を条件に、それまでスクープを伏せて欲しいと要求します。

2日後その緊急会見にて「ウルフ=ビーダーマン彗星」が1年後に地球に衝突する事と、衝突回避のための「メサイア計画」が発表されました。


会見の特別席に出席した事もありジェニーは社内のライバル、ベスを出し抜いてメサイア計画の報道キャスターに抜擢されます。

「メサイア計画」とは、アメリカとロシアの合同作戦で、宇宙船メサイア号で彗星に乗り込み、核爆弾で彗星を破壊する計画でした。

その搭乗クルーにはかつてアポロ計画に参加し時の人となった有名ベテランパイロット、フィッシュもいました。

他の若いクルー達からは「NASAがPRのために起用した過去の人」とやっかまれていたが、一同は作戦通りメサイアで彗星に乗り込みます。

過酷な状況下で死傷者を出しながらも核爆弾を埋め込み爆発させることには成功しますが、彗星は大きな破片の「ウルフ」と小さな破片の「ビーダーマン」の二つに分裂しただけで、軌道を逸らすには至らず、なおも地球へと進み続けていました。

政府はメサイア計画の失敗を伝えるとともに、戒厳令、第2作戦となる核ミサイルでの迎撃による「タイタン作戦」、そしてその失敗に備えて各国が「ノアの方舟」となる地下居住施設をすでに建設していることを公表。 

【最後に】

本映画を鑑賞して、
彗星が地球に衝突することによる人類滅亡の危機の中で人々は人生のタイムリミットが見えるとして最後をどう締め括るのか、誰と死ぬのかなどをとても考えさせられる映画でした。

とてもオススメの作品です!

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