映画の紹介233本目 『グリーン・インフェルノ』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『グリーン・インフェルノ』です。
この映画はイーライ・ロス監督の作品で、
『食人族』をモチーフに描いた食人エンタテインメントです。
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【イーライ・ロス監督について】
監督はアメリカ出身の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、俳優です。
8歳の頃から8ミリカメラで映画を作り始め、ニューヨーク大学時代には学生アカデミー賞を受賞しました。
2001年、低予算ホラー「キャビン・フィーバー」で長編監督デビューを果たして一躍注目を集め、続く「ホステル」(05)にはクエンティン・タランティーノをはじめ、スコット・スピーゲル、ボアズ・イェーキンらが製作総指揮に名を連ねます。
「イングロリアス・バスターズ」(09)に出演するなど俳優としての顔も持ち、ホラーやバイオレンスなどジャンル映画のプロデュースも手がけます。
【あらすじ】
父親が国連に勤務している女子大生のジャスティンは、アレハンドロ率いる積極行動主義のグループに関心を持つようになりました。
そのグループは原住民のヤハ族を迫害して熱帯雨林を開発しようとする石油化学企業を止めるべく、アマゾン熱帯雨林へ行く計画を立てていました。
作業員が森を伐採する姿を携帯で撮影し、それをストリーム中継することで世間の関心を喚起しようとしたのでした。
ドラッグの売人であるカルロスから資金援助を受け、ペルーを経由し現地に到着した一行は、伐採のストリーム撮影だけではなく、ブルドーザーに自分達ごとチェーンを巻くなどの妨害行為も行います。
その際ジャスティンの国連職員の娘という立場を利用するため、アレハンドロはジャスティンにわざと鍵の壊れたチェーンを持たせており、引き立てられ携帯も壊されたジャスティンは警護の傭兵に危うく殺されかけます。
これによりグループの抗議活動はインターネットでより注目を集めることとなるのでした。
グループは身柄を確保されたが、カルロスが裏から手を回してくれたお陰で、一行は無事解放されました。
帰路につく一行の中、利用された事を一人憤慨するジャスティンでしたが、搭乗していた小型飛行機が突如エンジントラブルに見舞われ森に墜落、カルロスを含めたメンバーの多くが死亡してしまいます。
抵抗は不可能だと判断した一行は、大人しく小さな村まで連行され、竹製の檻の中に入ります。
儀式の場に連れ出されたジョナは長老と思われる黄塗りの女性に目をえぐられ、生きたまま全身を切断されて食べられてしまいます。
嘆く一同にアレハンドロは真相を明かし、自分とカルロスはこの密林を伐採している企業のライバルから伐採の妨害を頼まれた工作員で、そのライバル企業がすぐ伐採に乗り込んでくるので時間を稼げば助かると言います。
激怒した一行はアレハンドロを無視して逃走を計画して、翌朝ジャスティンが処女だと知ったヤハ族の長老が彼女に女性器切除を施すための準備を始めた為、サマンサが足の速い自分が助けを呼びに行くと提案し、携帯電話のアラーム音で見張りの注意を逸らした隙を突いて檻から脱走するのでした。
翌日、割礼準備の儀式を終えたジャスティンが戻ってくると、檻に豚肉のような料理が差し入れられます。
空腹に耐えかね皆それを口にしますが、エイミーは肉に残る入墨からそれが脱出失敗したサマンサの肉であることに気付き、皿の破片で喉を切り裂いて自殺してしまい、その後ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
食人族という文化の違いだけで、人を解体して、調理して、食べるという異質な映像を垣間見る事が出来て、自身の価値観(多様性)を広げる事が出来ました。
とてもオススメの作品です!
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