映画の紹介113本目 『ローズの秘密の頁』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『ローズの秘密の頁』です。
この映画は、ジム・シェリダン監督の作品で、
ルーニー・マーラ、ヴァネッサ・レッドグレイヴのW主演による壮大なラブストーリーです。
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【ジム・シェリダン監督について】
監督はアイルランド・ダブリン出身の映画監督・脚本家です。
アイルランド・ダブリン出身で、ダブリンで劇作家として活動後、 81年に妻子を連れてニューヨークに移住、映画製作を学びます。
89年、ダブリンに戻り「マイ・レフトフット」を製作しました。
40歳にして初の長編監督作は、ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞、ブレンダ・フリッカーが同助演女優賞を受賞し、自身は監督賞と脚本賞にノミネートを受けます。
93年、再びデイ=ルイスと組んだ「父の祈りを」がベルリン映画祭金熊賞を受賞し、世界的な有名監督になりました。
以降、 3たびデイ=ルイスと組んだ「ボクサー」や、「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」「マイ・ブラザー」など、良質の人間ドラマを数多く生み出しています。
【あらすじ】
ロザンヌ・マクナルティはロスコモンにある精神病院に40年以上入院していました。
1942年にローズは赤ん坊を殺した容疑で告発されましたが、彼女はそれをずっと否定し続けていました。
精神病院が取り壊されることになったため、ローズの主治医であるグリーン医師は彼女を転院させるべきか否かで頭を抱えていました。
自分の無実を証明することを諦められずにいたローズは、入院以来聖書の余白に書き続けてきた日記を参照しながら、グリーンに自分の人生を語り聞かせます。
1930年代、ローズは叔母の元で暮らすべくアイルランドにやって来ました。
ローズの母親は夫を亡くして以来、鬱病に苦しんでいました。
ローズは幸福な暮らしを送っていましたが、上空を飛んでいく飛行機は戦争が間近いことを示唆していました。
しばらくして、ローズは戦闘機パイロットのマイケルと恋に落ちます。
マイケルは「戦争が終わるまで、この地で俺の帰りを待っていて欲しい」とローズに言った。地元の人々は「マクナルティ一家はイギリス寄りの人間だから気をつけろ。」と警告してきましたが、ローズは意に介しませんでした。
マイケルのことが気にかかるローズではありましたが、その寂しさ故に地元の教会で神父を務めるゴーントに惹かれていきました。
ゴーントとローズの叔母は「この町は小さな町だから、2人でいるところを見られたら何があるか分からない」とローズに言いました。
ローズが浜辺を歩いていると、戦闘機が上空を飛んでいきパイロットはマイケルのようでした。
ローズは美しい女性であったため、地元の男性たちの注目を浴びていました。
特に、ジャック・コンロイは彼女に熱を上げており、コンロイと楽しそうに踊るローズの姿を見て嫉妬心を燃やしたゴーントは、コンロイに喧嘩を売りました。
その一件を耳にしたローズの叔母は、彼女を森の中にあるコテージに住まわせるようになりました。
そんなある日、森の中に飛行機が墜落しその飛行機を操縦していたのはマイケルでした。
その後、マイケルはローズにプロポーズをし、2人は夫婦になりました。
しかし、幸せは長く続かずマイケルの行方を捜していたアイルランド共和軍にコテージが見つかり、彼らの手でマイケルが連行されてラストは向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
どれだけ辛い過去があろうとも過去に執着せず、今周囲に居てくれる人達に感謝する事や聖書を元にした自然の摂理等を学ぶことができ、最後は感動しました。
とてもオススメの作品です!
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