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映画の紹介6本目 『最強のふたり』

こんにちは、takuです。

今日紹介する映画は、
『最高のふたり』です。

この映画は、
エリック・トレダノ監督の作品で、

事故で全身麻酔となり、車椅子生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜粋されたスラム出身の黒人青年が共通点が全くのゼロの状態から最強の友情が生まれていく物語です。

それでは紹介していきます。

【監督のエリック・トレダノさんについて】


エリック・トレダノは1971年仏パリ生まれです。

短編『Les Petits souliers』(99)で、クレルモンフェラン国際短編映画祭に招待され、パリ映画祭観客賞を始めとする様々な賞を国内外で受賞し、一躍注目されます。

その後、短編『Ces Jours heureux』(02)で、オマール・シーと初めてタッグを組む。2005年、初の長編映画『Je préfère qu'on reste amis』の監督・脚本を担当しました。

続く『Nos jours heureux』(06)では、サルラ映画祭観客賞など多数の賞を受賞し、2009年には『Tellement proches』の監督・脚本を手掛けます。

2011年、オマール・シーを主演に抜擢した『最強のふたり』が大絶賛を浴び、フランスの歴代興収第3位の大ヒットを記録し、ヨーロッパ各国、アメリカ、日本でも驚異的なヒットを成し遂げます。

さらに世界中の賞レースを席巻し、セザール賞全9部門、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞、ヨーロッパ映画賞、放送映画批評家協会賞にノミネートされ、東京国際映画祭では東京サクラグランプリに輝きました。

【あらすじ】



パリの邸に住む大富豪フィリップは、事故で首から下が麻痺状態になり、他人の同情にウンザリしていた彼は、巫山戯た理由で介護者選びの面接に訪れた、スラム街出身の黒人青年ドリスを採用します。

その日から正反対のふたりの衝突が始まりますが、偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じでした。

ある晩2人で外食した際に、
ドリスはフィリップの体の障害や亡くなった妻の話を聞きます。

数日後、フィリップが文通相手の女性に出す手紙をマガリーに代筆してもらっていた所、部屋に入ってきたドリスに「相手の女性とはお互いに顔も声も知らない」と伝えます。

そこでドリスは文通相手の電話番号を見つけて勝手に電話をして、仕方なく電話に出たフィリップが後日相手の女性も会う約束をします。

そして、文通相手と会うために助手と2人で待ち合わせ場所に向かうフィリップでしたが、自身の障害を知られるのが怖くてドタキャンしてしまいました。

ドリスはフィリップの邸宅に戻ると、問題を抱えた弟がやっきて兄であるドリスに助けを求めます。

その話を聞いたフィリップはドリスを実家に帰させると決意して、別れることになりました。

その後、フィリップは新たな介護人を雇うも、どうも心身が落ち着かない日々続きます。

そんな時、ドリスが邸宅に訪れてフィリップと再会して、そこからフィリップが手紙の女性と実際に会うようにしたというエンディングです。

心温まる絆を実話を基に描いた、とても感動的な物語です。



【最後に】



映画では、資産家のフィリップは普段、周囲の人間からお金というラベルでしか見られなかったといい、そんな時に自分を同等な人間として接してくれるドリスに惹かれていきます。

そして、2人の絆が物語が進行するにつれて深まっていくところが感動しました。

本映画は、
エリック・トレダノ監督の作品で、

事故で全身麻酔となり、車椅子生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜粋されたスラム出身の黒人青年が、共通点が全くのゼロの状態から最強の友情が生まれていく物語です。

とてもオススメの作品です!

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