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映画の紹介226本目 『ナイトクローラー』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ナイトクローラー』です。

この映画はダン・ギルロイ監督の作品で、

ロサンゼルスで起こる事故、犯罪や火事をフリーランサーのジャーナリストとして撮影する社会病質者を描いた物語です。

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【ダン・ギルロイ監督について】


監督はアメリカ合衆国の脚本家・映画監督です。

カリフォルニア州サンタモニカで二卵性双生児として生まれ、父はピューリツァー賞受賞経験のある脚本家のフランク・D・ギルロイ、兄もまた脚本家のトニー・ギルロイです。

ダートマス大学を卒業し、『フリージャック』、デニス・ホッパー監督の『逃げる天使』の脚本に参加しました。

妻レネ・ルッソが出演した『トゥー・フォー・ザ・マネー』では脚本を手がけ、製作総指揮の一人も務めました。

また、製作中止となった『Superman Lives』にも参加して、2012年、『The Annihilator』の脚本を執筆。

2014年には『ナイトクローラー』で監督デビューを果たし、第24回ゴッサム・インディペンデント映画賞にてブレイクスルー監督賞にノミネートされました。

【あらすじ】

ルイス・ブルームはロサンゼルスの町でボロボロのトヨタ・ターセルに乗りながら、工事現場のフェンスやマンホールを盗み、それをスクラップヤードに売ることで生計を立てています。

ある日、フリーウェイでたまたま遭遇した自動車事故の現場で、いち早く現場に駆けつけて凄惨な現場の映像を撮影し、それをテレビ局に売り込むフリーランスのカメラマンを見たルイスは彼らに触発され、盗んだ自転車との物々交換でカムコーダーと警察無線受信機を手に入れます。

それらを用いて車強盗の襲撃後の現場を撮影し、ローカル局に売り込みに行くとニュース番組のディレクターであるニナはルイスが撮影した動画を評価し、撮影を続けるように勧めました。

彼女が特に求めていたのは多くの視聴者の関心を得られる郊外の裕福な住宅街での暴行事件の映像で、ビジネスとして可能性を見出したルイスはその後いくつかの事件現場の撮影に成功し、ニナとの仕事上の信頼関係を築いていきます。

助手の求人に応募してきた貧しい若者リックを巧みな話術でアシスタントとして雇い、より刺激的な映像を撮るために事故現場の遺体を動かすなど、ルイスは次第に良心や人間性を失っていきますが、その映像で儲けた金で機材を充実させ、新しい車を購入するのでした。

勢いに乗ったルイスは商売仇からの共同ビジネスのオファーを断り、更に彼のバンに細工をして事故を起こし再起不能にさせたり、自分の提供する映像がニナの会社での立場に必要不可欠な事を知り、映像の提供と引き換えにセックスを要求したりと自身の野心を追求するようになっていきます。

ある日、ルイスとリックは高級住宅地であるグラナダ・ヒルズで起こった強盗殺人の現場に警察に先んじて到着し、現場から黒いSUVで逃走する犯人2人組と、家宅侵入した上で凄惨な事件現場の撮影に成功します。

番組のスタッフはルイスの映像が倫理に反すると放送に反対しますが、ニナはそれを無視して深夜の速報で流すことを決め、ルイスは映像の提供と引き換えに多額の謝礼金と自分の会社名を映像にテロップで入れること、自身を社内に宣伝する要求に成功します。

刑事がルイスの自宅をたずねて家宅侵入の映像について尋問して、ルイスは刑事に犯人の顔やナンバープレートの写った部分を削除したテープを提供してその後ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
ストーリー構成など感動するという感情よりかは、若干の不快感があり、そういう箇所が心に残りました。

興味のある方は是非!

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